前回の『世紀の名将対決!!....ハンニバルVSスキピオ』で、「お腹いっぱいなので次は新書でも読もう」などと書きながら、結局「デザートは別腹」とばかりに、また『ローマ人の物語』を読んでしまいました。

今回読んだ『勝者の混迷(上)(下)』は、単行本では第Ⅲ巻にあたり、ハンニバルを倒してカルタゴを滅亡させ、地中海の覇者となったローマが、内乱に陥る紀元前133年~同63年までの約1世紀を描いています。  »続きを読む