2012年09月21日
今頃?『声に出して読みたい日本語』
2001年初版の本ですけど、今頃やっと買いました。
当時話題になった本ですから、もちろん立ち読み程度はしたんですが、その時は必要だと思えなかったんですね。
なんでもタイミングっていうのがあるんだと思います。
自分にとっては、やっと今が旬て感じですかね。
一 腹から声を出す
二 あこがれに浮き立つ
三 リズム・テンポに乗る
四 しみじみ味わう
五 季節・情景を肌で感じる
六 芯が通る・腰肚を据える
七 身体に覚え込ませる・座右の銘
八 物語の世界に浸る
と8つのテーマで、古事記から般若心経、果ては相撲の行司のかけ声まで、暗唱・朗誦に適すると思われる文章が、私的には「まったく脈路なく」綴られております。
タイトル通りこれは「読む」本ではないですね。
とにかく「声に出すこと」が大切なんだと思います。
もちろんこれらすべてを諳んじられるようになろうなんてことは毛頭考えておりませんが、美しい文章、声に出すと気持ちの良い文章などを探し出して、いくつか暗唱できるようになれたらいいなと思っております。
そんな私は、やっと漢文を5つほど諳んじられるようになったところでございます。
Posted by ug at 20:00│Comments(0)│ほんのはなし
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