2012年11月08日
つくばは水戸を超えるのか?…のデータ公開
『つくばは水戸を超えるのか?』では、15年おきという、かなり大雑把なデータしか掲載できなかったので、シコシコと昭和50年から38年間にわたる、茨城県、水戸市、つくば市、そして“消滅可能性集落代表”桜川市の人口推移を画像に加工してみました。
つくば市のみなさんは、この38年間の発展の歴史を、桜川市のみなさんは没落の歴史を、しかとご覧ください。
単位/人 下段色数字は前年比増減
本当は、世帯数や自然増加数(出生-死亡)等も比較して、流入人口や流出人口などを調べると、更に各市の盛衰がわかるんでしょうけど、ちょっとそこまでは手が回りませんでした。
最後に私の感想。
つくば市は、一時の勢いこそなくなりましたが、少子化の時代にこれだけ順調に人口が増えているというのは凄いことだと思います。
今後、更に魅力ある街に進化していけば、県内初の30万都市も夢ではないかも。
伸びしろはあまりなさそうでも、意外や水戸も頑張っています。
まちなかは寂しくなっても、駅周辺のホテル建設ラッシュが一段落し、続いてマンション建設が進んでいたり、バス路線もまだまだ健在と、高齢者や交通弱者にはつくば市よりも優しい街かもしれません。
いずれにしても、私の住む桜川市からすれば羨ましいですよ。
こんな数字を見ていると「桜川市どうなっちゃうんだ!?」の思いがいよいよ強くなります。
昭和50年と現在の人口増加率を見てみると、つくば市が242%、水戸市が122%、対する桜川市は88%ですからね。
この10年間で5000人強、実に1割以上も人口が減っちゃってるわけです。
にもかかわらず、市には危機感がまったく感じられません。
貧すれば鈍すとは言いますが、無為無策のままどんどん人がいなくなっていくのを、ただ指をくわえて見ているだけで良いのでしょうか?
このままでは、更なる行政サービスの低下を招き、ますます人が住みづらい街になってしまいます。
なんとかしないとなぁ。
Posted by ug at 21:15│Comments(2)│ちいき
この記事へのコメント
本当に過疎化になってしまうのでしょうか?悲しい現実ですか?無為無策のままなんて悲しいです。
Posted by Hi-Ko at 2012年11月09日 23:41
>>HI-KOさん
核家族化が完了し、故郷への執着も薄れれば、住み辛き土地から人が離れるは自明。
世の中に余裕のなくなっている時代だから、「同じ一生を過ごすなら、住みやすいところで暮らしたい」が自然なんですよ。
田舎の商売が上手くいかなくなっているのは、確かに大型店舗の進出もあるけれども、そもそも「消費者」が減っているからですよ。
核家族化が完了し、故郷への執着も薄れれば、住み辛き土地から人が離れるは自明。
世の中に余裕のなくなっている時代だから、「同じ一生を過ごすなら、住みやすいところで暮らしたい」が自然なんですよ。
田舎の商売が上手くいかなくなっているのは、確かに大型店舗の進出もあるけれども、そもそも「消費者」が減っているからですよ。
Posted by ug at 2012年11月13日 22:05
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