2013年03月04日
第2回桜川花の会高峯清掃会
昨日は、高峯の整備作業の後、しこたま美味しいお酒をいただいてしまい、前後不覚でとてもブログの更新など出来ない状態でした。
二日酔いと花粉症で頭が回りませんが、遅ればせながらのご報告です。
今回も刈払い機での下草刈りがメインでしたが、前回の松の折れ枝撤去に気をよくした我らは、長年気になっていてどうしようもなかった、展望台前の山桜の天狗巣病退治を決行致しました。
この山桜は、急な斜面に生えているため、高所作業車でも届かず、半ば諦めていたものでした。
前回同様、ロープに木をくくりつけ、これを投げて枝に引っかける作戦です。
Kさんの見事なコントロールもあって、枝に引っかけることには成功したものの、さすがに前回の折れ枝と違って、生木ではいくら引っ張っても(トップ画像)細い枝が折れるだけでびくともしません。
天狗巣の細い枝はだいぶなくなりました
天狗巣病は空気感染する病気なので、細い枝だけ払っても、根本的な解決にはなりません。
そこで、枝を引っ張りながら、高枝切りばさみで切断できるのではないかと判断。
早速試してみるものの、ギリギリ届くビミョーな距離で、やはり細い枝を切るのが精一杯。
そういえば、毎年公園の観察会で使っている、もっと長い高枝切りばさみがあったのではないかと、一度下山しこれをとって来れば…
なんと、この切りばさみにはノコギリが取り付けられるようになっていて、根元から切断が可能になったのでした。
最初からこれ使えよって話です^^;
しかし、これも道具だけでなく、清水の舞台ばりの絶壁を目の前に、この作業をこなすH君なくしては無理だったでしょう。
私は見ているだけでお尻がむずむずしてきて、とてもこんな作業はできません^^;
こんなことに結構時間を食ってしまい、作業はお昼を挟んで行われました。
今回のお弁当も中華菜館彩菜製でございました。
『森人』にも登場した地元の秋山さんは、「これがあるからやってるんだ。なかったら来ねー」と冗談を言っていましたが、確かに山で食べる弁当は格別です。
午後からもうひとつ大仕事がありました。
展望台に向かう歩道に倒れかかっていた直径20cmほどの木の伐採です。
さほど邪魔ということもなかったのですが、いつ倒れてくるともわからず、伐採しておくに越したことはないということで踏み切りました。
ナタとノコギリでは、結構大変な作業でしたが、見かねた秋山さんがチェーンソー片手に登場すると、一気に問題解決。
最初から頼めば良かったね^^;
一気に切り刻んでしまいました
作業は午後2時を過ぎたあたりで終了となりましたが、キレイになった展望台周辺は、前回にもまして公園の様相を呈してきました。
次回は3月の末に、林道の清掃が予定されています。
高峯の山桜が開花するまではまだ時間がありますが、いよいよ楽しみになってきました。
Posted by ug at 10:16│Comments(2)│サクラぐるひ
この記事へのコメント
すごーく大変な作業なのですね。天狗巣の病気を探して…桜の樹もしあわせですね。
皆さんの桜を愛する気持ちが分かって素敵な花をつけてくれますね。
楽しみに開花待ちましょう。
皆さんの桜を愛する気持ちが分かって素敵な花をつけてくれますね。
楽しみに開花待ちましょう。
Posted by AMI at 2013年03月04日 13:30
>>AMIさん
ありがとうございます。
天狗巣病はわからない人にはわからないと思います。
でも、桜守としては見過ごすわけにはいきませんから。
公園の桜も、相当退治しました。
ありがとうございます。
天狗巣病はわからない人にはわからないと思います。
でも、桜守としては見過ごすわけにはいきませんから。
公園の桜も、相当退治しました。
Posted by ug at 2013年03月06日 09:59
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