2013年04月19日
「霞桜(かすみざくら)」
このところ当ブログでもよく「霞桜」という言葉が出てきますが、みなさんはこの桜をご存知でしょうか?
「桜川の山桜」として、園芸品種でない、自生※の山桜の魅力をPRしている我々ですが、実はこの霞桜も桜川市に多く自生する桜なのです。
※自生=植物が人の保護を受けずにある地域にもとから繁殖し生き続けていること。
霞桜は山桜にとてもよく似ていますが、それもそのはず分類的には「ヤマザクラ群」に入っていまして、別名「毛山桜」とも呼ばれています。
山桜には花柄や葉柄に毛がありませんが、霞桜には毛があることからこう呼ばれるようです。
日本に自生する9種類の桜のうちの一つではありますが、「山桜の一種」などとカテゴライズするところもあるようですから、一般的には「山桜」と言っても問題はないでしょう。
霞桜と山桜を見分けるには、先の毛の有無や葉の裏側が白い(山桜)か白くないかという、植物学的な見分け方もありますが、山桜よりも更に遅く咲き始めるので、山桜の自生地なら簡単に見分けることができます。
今咲いているのが「霞桜」(今朝の高峯)
山桜は芽の色が赤や赤茶のものが多く、それが「春の紅葉」のような景色を創り出すわけですが、霞桜では春の紅葉は生まれません。
それは、芽の色が緑や黄色に近い薄茶のものがほとんどだからです。
以前も書きましたが、高峯の霞桜は磯部桜のように、咲き始め純白なのに、徐々に赤みを増していくものが多いのも特徴です。
今朝の第1展望台付近に落ちた花びら
第1展望台付近にも、ご覧のような霞桜の花びらが落ち始めています。
日に日に桜の花が少なくなっていますが、明日はどれくらいの霞桜が見られるでしょう。
山桜には花柄や葉柄に毛がありませんが、霞桜には毛があることからこう呼ばれるようです。
日本に自生する9種類の桜のうちの一つではありますが、「山桜の一種」などとカテゴライズするところもあるようですから、一般的には「山桜」と言っても問題はないでしょう。
霞桜と山桜を見分けるには、先の毛の有無や葉の裏側が白い(山桜)か白くないかという、植物学的な見分け方もありますが、山桜よりも更に遅く咲き始めるので、山桜の自生地なら簡単に見分けることができます。
今咲いているのが「霞桜」(今朝の高峯)
山桜は芽の色が赤や赤茶のものが多く、それが「春の紅葉」のような景色を創り出すわけですが、霞桜では春の紅葉は生まれません。
それは、芽の色が緑や黄色に近い薄茶のものがほとんどだからです。
以前も書きましたが、高峯の霞桜は磯部桜のように、咲き始め純白なのに、徐々に赤みを増していくものが多いのも特徴です。
今朝の第1展望台付近に落ちた花びら
第1展望台付近にも、ご覧のような霞桜の花びらが落ち始めています。
日に日に桜の花が少なくなっていますが、明日はどれくらいの霞桜が見られるでしょう。
Posted by ug at 18:00│Comments(0)│サクラぐるひ
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