2013年06月10日
「ちゃんみよTV」に山桜大使が…
牛久市などの身近な話題を提供するインターネットテレビ「ちゃんみよTV」が6月から、JR牛久駅前の市総合案内所「エスカードプラザ」で公開生放送を始めた。市民団体や市のバックアップを得て、市の“玄関口”となる駅前を舞台に毎週火、金曜日の週2回流す。市民発信の番組を広く知ってもらい、まちづくりの活性化に生かしたいという。
番組は昨年5月、メーンMCで「ちゃんみよ」こと綾部みよさん(27)を中心に立ち上げられた。市内のカフェやライブハウス、スポーツ用品店などを借りて平日の毎日夜1時間、動画配信サイト「ユーストリーム」を使い生放送を行っている。市内の事業者や観光地を紹介したり、市民らをゲストに招いてきた。
開始から1年がたち番組が徐々に定着する中、まちづくりに生かそうと、市民団体「牛久駅前かっぱつ化実行委員会」と市が後押しすることに。番組の知名度を上げるため、通勤・通学者で人通りの多い同案内所を市が貸し出す。
火、金曜日の午後7時から1時間、同案内所のカウンターで公開放送する。
同委員会の太田二郎代表(64)は「番組を見て高校生など若い人たちにまちづくりに興味を持ってもらいたい」と語る。同委員会は今後、放送枠をもらう代わりに放送料を払うなどの支援を検討している。
同案内所で初めての放送となった4日は、アシスタントでタレントの小杉美佳さん(24)もMCを務め、地元のみそ店や市内のスイカの目揃(ぞろ)え会などを伝えた。
綾部さんは「(同案内所に立ち寄ってもらい)牛久に帰って来るのが楽しくなってくれれば」と話している。 番組の1日平均アクセス数は現在約180件で、約1千件にまで伸ばしたいという。
ところで、最近筑西市でもケーブルTVが開通し、地元の話題を提供する番組も放送されるようになったそうですが、水戸市の「FMぱるるん」やつくば市の「ラヂオつくば」などラジオ放送含め、関東で唯一テレビ局のない茨城では、こうした狭いエリアでの放送局が頑張っているようです。
県でも「いばキラ!TV」はありますが、こちらはインターネット放送なので、車を運転しながらだったり、家族みんなで見るというわけにもいかず、まだまだ浸透しているようには思えません。
残念ながら「ちゃんみよTV」の場合も同様に、ユーストリームでのインターネット放送ということもあってか、上記の通りアクセスは180件程度と、ごく一部の視聴者に止まっているようです。
しかし、ケーブルテレビ局などが開通したりすれば、こうした下地があるというのは強み。
NHKの県域放送を見てもわかるように、ニュースなどの情報番組は、エリアが狭くなるほど、コアな情報に触れることが出来て嬉しいもの。
地元意識も働いて、つい見てみたくなります。
今回の記事でちょっと寂しく思ったのは、桜川市出身の美佳ちゃんが、牛久の地域放送局のお手伝いに回っていること。
是非とも桜川市でも、市民発のメディアチャンネルが出来ることを期待しています。
防災無線だけじゃ悲しいよね^^;
『ちゃんみよTV』
Posted by ug at 23:37│Comments(0)│ちいき
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