2013年09月22日
ストリートビューの進化が止まらない
仕事柄Googleマップを利用する頻度が高いのですが、たまの気分転換に、外国のストリートビューを見て旅行気分に浸っています。
そんなGoogleマップから、今月の13日に、世界遺産であるガラパゴス諸島のストリートビューが公開されたというニュースを耳にしました。
サン クリストバル島にはお食事中のゾウガメが(クリックするとストリートビューが見られます)
しかも、陸上だけでなく、海中のストリートビューまで撮影したというのです。
フロレアナ島近海の海中写真にはアシカの群れが
早速覗いてみましたが、海の中はさすがに「ストリート」とはいかず、ポイントの360°ビューを楽しむ程度でした。
それにしても、このストリートビューの範囲拡大はスゴイ勢いですねぇ。
昨年は中東諸国では初めてとなる、イスラエルのテルアビブやエルサレム、ハイファといった都市が公開されて、違った意味でオドロキましたが、命がけの撮影ではなかったのかと心配してしまいました。
そんなストリートビューの国内での最近の話題は、2011 年 7 月にスタートした「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の一環である被災地のストリートビューが今月の4日に更新されたことです。
津波被害の大きかった宮城県~岩手県はもちろん、福島県の原発災害で避難指示区域となった地域も新たに撮影されています。
福島第一原発の正門付近
3 月に公開された浪江町に続いて今回撮影された地域には、福島第一原発が位置する双葉町、大熊町内も入っており、ストリートビューに福島第一原子力発電所の正門付近まで写っています。
避難指示区域の無人の街並み
Googleでは「懐かしい町の様子をご覧になりたいと願う町民の皆さんに、今の町の姿をお伝えする手段となれればと願っています」ということでの撮影許可だったのでしょうが、復興どころか手つかずのまま残されている街並みは、私が見ても胸が痛くなります。
その他にも、最近では「ストリートビューパートナープログラム」というものに参加することで、自分の施設内を紹介したり(ex「立教大学」)、お店の中まで“お見せ”することが出来る「Googleおみせフォト」など、よりミクロなストリートビューが公開されるようになってまいりました。
◆ストリートビューの撮影方法
さて、そんなストリートビューですが、どんな方法で撮影されているかご存知でしたか?
実はこれ、すべて専用のカメラでGoogleのスタッフが撮影して回っているのです。
↓のようなカメラを搭載した車を見かけたことはありませんか?
この15個の特殊なカメラの着いた車で撮影して回るのが基本です。
しかし、撮影場所は車が入れるところばかりではありません。
そんなときは、↓のような様々な方法を駆使して撮影しているのです。
カメラを積んだトライクで
アマゾンなどの撮影にはカメラを船に積んで
その他にもご覧のような方法で
撮影はいつでも良いというわけではなく、影が入ったりしないよう太陽の位置に気をつけたり、季節や気温にも気を遣うそうです。
また、カメラでの撮影だけでなく、レーザーを使用して3D データを取得し、ストリートビュー画像内の距離も測定できるようになっているそうです。
こうして撮影された画像は、↓のようなバラバラのパノラマ画像となるのですが、
これに特殊な画像処理を施してつなぎ合わせることで、継ぎ目のない360°パノラマ画像ができあがるというわけです。
こうしてあの圧倒的な臨場感のある画像ができあがっているのですね。
技術の進歩は当然ですが、実際に現地を撮影して回る労力あってのストリートビューだったというわけです。
ただ、日本でも2009年に話題になりましたが、ここまでリアルになってくると、プライバシーの問題も出てきます。
また、犯罪に利用される心配もあります。
現在は特殊な技術で人の顔や車のナンバーにはぼかし処理が入るようになっているようですが、どこまで写して良いのかという部分では、多少の疑問も残りますね。
まぁ、利用する方のモラルの問題でもありますが…
私的には、世界遺産や観光地のストリートビューを増やしてもらって、私のようなボンビーにも仮想世界旅行が出来るようになれば良いなと思っています。
ますます進化するGoogleマップですが、次はどんなものを見せてくれるのか楽しみにしております。
『Google マップ』
燃やせ!! 体脂肪 「ダイエット日記」
9月21日(金)
◇ランニング:なし
◆体重 71.5kg (+0.2kg) 身長176cm
◇目標の68kgまであと3.5kg
また振り出しに戻りましたorz
仕事が遅くなって走れなかったから、ということだけではない気がする(TДT)
Posted by ug at 00:38│Comments(0)│ざっき
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