2014年02月08日
アカデミー賞はどうでしょう?…『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
アカデミー賞5部門ノミネートで話題となっている、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演による1月31日公開の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観てまいりました。
「実在したウォール街の株式ブローカーのダイナミックな成功とセンセーショナルな破滅を描く、仰天、興奮、衝撃のエンタテインメント!」というふれ込みのコメディ映画です。
ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記~ 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』が原作で、読んでいないのでハッキリとは言えませんが、ストーリーはほぼ原作通りのようです。
先日(1/12)に行われた第71回ゴールデングローブ賞では、ディカプリオが「主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)」を授賞しています。
ネタバレするといけないので、いつものようにストーリーには触れませんが、まぁ「金・女・ドラッグ・金・女・ドラッグ…」のループで、かなりハチャメチャな映画ですね。
レオ様も、やり手株式ブローカーとしての格好良い姿も見られますが、それよりもエロい姿の方が多いので、女性ファンからの評価は分かれるのではないでしょうか?
スーツ姿はさすがに格好良いです
レビューを見ても、「痛快」という人もいれば「クソ映画」と酷評する人もいて賛否両論のようです。
制作サイドでは「ドヤ顔でアカデミー賞最有力」」と豪語していますが、果たしてこの作品でグラミー賞?というのが私の正直な感想です。
3時間という長~い映画ですが、その大部分は乱痴気騒ぎで、特に女性の裸体を露出しすぎという気がします。
本編は相当エグイです^^;
まぁ、フツーの男性で嫌いな人はいないとは思いますが、カップルで観に行ったりすると困惑する方もいるのではないでしょぅか?
私は、後ろの席のお年を召したご夫婦の咳払いが気になって仕方ありませんでした^^;
ホロッときたり、考えさせられる部分もあるだけに、その辺の割合をもう少し増やしてもらって、あと1時間とは言いませんが、30分程度短くしてくれたらもっと密度の濃い映画になったのではないかなぁと思います。
と言いつつも、特に退屈するということもなく3時間観ていられたので、楽しい映画ではあったと思います。
それにしても、原作者のジョーダン・ベルフォート氏って、まだ51歳で健在なんですね。
よくあれだけドラッグに溺れて廃人にならないなぁ、と映画よりもそちらに感心してしまいました^^;
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
Posted by ug at 21:03│Comments(0)│ざっき
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