2014年03月08日
ほぼ日、モレスキン…手帳に飽きた、続かないというあなたに
今年も3月に入り、そろそろみなさん手帳に飽きた…いや既に白紙のページが続いている、という方も多いのではないでしょうか?
そうです、手帳というのは「飽きる」ものなんです。
買ったばかりはあんなに新鮮で素敵に見えた手帳も、毎日見ているとどんなものでも飽きてきます。
また、あんなことやこんなこと、いろいろと記しておこうと思ったことも、毎日となるとだんだん面倒になってきます。
特にほぼ日手帳(オリジナル)や、モレスキンのデイリーダイアリーなど、日記タイプの手帳を使われている方はこれが顕著です。
使い始めは足りないくらいだった記帳欄が、こんなにも広かったのだと感じるようになり、2日、3日と書き込めずにいると、それを埋めることが苦痛になってきます。
そして1週間も白紙のページが続くと、もはや戦意喪失、「中途半端にページを埋めたところで…」と、いつしか机の片隅へと追いやられていく…
そんな状況に陥っているあなたに、もう一度手帳への情熱を取り戻すためのアイディアをご紹介します。
雑誌やネットでも、時々手帳を続けるためのアドバイスを見かけますが、精神論のようなものが多いんですね。
しかし、気持ちが萎えて続かないという人が、一時的に気合いを入れ直したところで、いずれは元の木阿弥です。
精神論で記帳が楽しくなるわけでもありません。
また、「一行でも良いから毎日付ける」というアドバイスもありますが、これは逆効果。
白紙ならまだ可能性は残っていますが、一行の書き込みで「完結」させてしまったページは、後から見返しても虚しいばかりです。
目を背けたくなるような手帳にしてはいけません。
では、どうしたら白紙のページが続いた手帳に、もう一度自分の気持ちを向けられるのでしょう?
いくつかその方法を考えてみます。
一冊ですら続かないのに、もう一冊買うなんて…と思われるでしょうが、一冊目で続かなかった理由が例えば「記帳欄が広すぎた」というような理由であれば、これを反省して必要最低限の記帳欄しかない手帳に変えてみるというのも手です。
10分の作業が3分になれば、精神的なハードルも下がります。
また、「手帳は複数使いで面白くなる」でも書きましたように、一冊であれもこれもと考えると面倒になってしまうことも、複数の手帳を使い分けることでそれぞれが楽にできるようになってきます。
写真:「手帳は複数使いで面白くなる」
複数の手帳を使い分けることで「気分の切り替え」ができたり、その時の気分にあった記帳ができるようになり、「一冊で煮詰まる」こともなくなります。
何より一番の効果は、「また新鮮な気持ちになれる」ということでしょう。
とは言っても、複数を使うことになれば一冊当たりの作業量は減っても、全体としては増えることもあるわけで、いずれそれもツラくなるという方もいるでしょう。
では、手持ちの手帳にもう一度命を吹き込むにはどうしたらいいか?
これはもう、とにかく白紙のページを埋めるということに尽きます。
日記という概念を捨てて、退屈な会議の席での落書き帳にしたり、絵が描けるならデッサン帳にしてしまってもいい。
生産性のない行為が嫌なら、マインドマップを描いたり、思考を整理するためのノートとして使うのも良いでしょう。
また、「書く」という行為にこだわらず、スマホで撮った写真をプリントして貼ってみるとか、買い物をした時の商品のタグでもいいし、レシートでも良いから、これらを貼り付けて、とにかくページを埋めてしまいましょう。
写真:「ほぼ日手帳CLUB」
スクラップ作業は、貼り付けるものを袋にでも入れておいて、気が向いた時にやれば良いので精神的にも凄く楽。
ページを埋めた時の満足感もありますが、文字だけよりも格段に見返す楽しみが出てきます。
これは物理的に記帳欄を狭くするという効果もあるので、それこそ「一行だけでも書き込むか」という気持ちも生まれます。
それでは手帳じゃなくてノートだろ…という、あくまで日々の記録としての使い方にこだわるなら、「新聞のスクラップ」という手もあります。
その日の出来事の中で、自分が一番気になった記事を切り抜いて貼り付けておけば、後から振り返った時に、手帳としての面目が保てます。
そもそもほぼ日手帳のような文庫サイズの手帳では、小さな記事でも簡単にページが埋まってしまいます。
なので、きれいに記事全部を切り抜く必要はありません。
見出しだけでもOK。
「新聞とってないよ」という方は、ネット上で「過去のニュース」と検索すれば、様々な新聞社の記事がデジタルアーカイブとして見られますので、これをプリントアウトして貼り付けてしまいましょう。
デジタルなら拡大縮小が簡単にできるので、写真のスクラップのようにレイアウトも楽しめます。
とまぁ、いくつか「手帳復活術」について書いてみましたが、一言で言えば手帳を使うことに楽しみを見出すことだと思います。
ページが埋まっていれば、それを持つことに満足感が生まれますし、多少の面倒くささも乗り越えられるのではないでしょうか。
かく言う私も、何度もこの壁にぶつかってきました。
せっかく買った高い手帳を、ノートにも出来ず放置しておくのはもったいない。
予定管理ならスマホでもできるし、モレスキンも連携に乗り出したEvernoteなど、クラウドサービスもますます増えて、「効率」だけを考えれば、すべてデジタルで済んでしまう時代なのかもしれません。
しかし、アナログ手帳の魅力は、「効率」以外のところにあると思います。
それを見つけ出して楽しむことが、手帳を使い続けられる一番の原動力でしょう。
是非みなさんも、自分なりの楽しみ方を見つけ出して、手帳ライフを充実させてください。
また、あんなことやこんなこと、いろいろと記しておこうと思ったことも、毎日となるとだんだん面倒になってきます。
特にほぼ日手帳(オリジナル)や、モレスキンのデイリーダイアリーなど、日記タイプの手帳を使われている方はこれが顕著です。
使い始めは足りないくらいだった記帳欄が、こんなにも広かったのだと感じるようになり、2日、3日と書き込めずにいると、それを埋めることが苦痛になってきます。
そして1週間も白紙のページが続くと、もはや戦意喪失、「中途半端にページを埋めたところで…」と、いつしか机の片隅へと追いやられていく…
そんな状況に陥っているあなたに、もう一度手帳への情熱を取り戻すためのアイディアをご紹介します。
雑誌やネットでも、時々手帳を続けるためのアドバイスを見かけますが、精神論のようなものが多いんですね。
しかし、気持ちが萎えて続かないという人が、一時的に気合いを入れ直したところで、いずれは元の木阿弥です。
精神論で記帳が楽しくなるわけでもありません。
また、「一行でも良いから毎日付ける」というアドバイスもありますが、これは逆効果。
白紙ならまだ可能性は残っていますが、一行の書き込みで「完結」させてしまったページは、後から見返しても虚しいばかりです。
目を背けたくなるような手帳にしてはいけません。
では、どうしたら白紙のページが続いた手帳に、もう一度自分の気持ちを向けられるのでしょう?
いくつかその方法を考えてみます。
一冊ですら続かないのに、もう一冊買うなんて…と思われるでしょうが、一冊目で続かなかった理由が例えば「記帳欄が広すぎた」というような理由であれば、これを反省して必要最低限の記帳欄しかない手帳に変えてみるというのも手です。
10分の作業が3分になれば、精神的なハードルも下がります。
また、「手帳は複数使いで面白くなる」でも書きましたように、一冊であれもこれもと考えると面倒になってしまうことも、複数の手帳を使い分けることでそれぞれが楽にできるようになってきます。
写真:「手帳は複数使いで面白くなる」
複数の手帳を使い分けることで「気分の切り替え」ができたり、その時の気分にあった記帳ができるようになり、「一冊で煮詰まる」こともなくなります。
何より一番の効果は、「また新鮮な気持ちになれる」ということでしょう。
とは言っても、複数を使うことになれば一冊当たりの作業量は減っても、全体としては増えることもあるわけで、いずれそれもツラくなるという方もいるでしょう。
では、手持ちの手帳にもう一度命を吹き込むにはどうしたらいいか?
これはもう、とにかく白紙のページを埋めるということに尽きます。
日記という概念を捨てて、退屈な会議の席での落書き帳にしたり、絵が描けるならデッサン帳にしてしまってもいい。
生産性のない行為が嫌なら、マインドマップを描いたり、思考を整理するためのノートとして使うのも良いでしょう。
また、「書く」という行為にこだわらず、スマホで撮った写真をプリントして貼ってみるとか、買い物をした時の商品のタグでもいいし、レシートでも良いから、これらを貼り付けて、とにかくページを埋めてしまいましょう。
写真:「ほぼ日手帳CLUB」
スクラップ作業は、貼り付けるものを袋にでも入れておいて、気が向いた時にやれば良いので精神的にも凄く楽。
ページを埋めた時の満足感もありますが、文字だけよりも格段に見返す楽しみが出てきます。
これは物理的に記帳欄を狭くするという効果もあるので、それこそ「一行だけでも書き込むか」という気持ちも生まれます。
それでは手帳じゃなくてノートだろ…という、あくまで日々の記録としての使い方にこだわるなら、「新聞のスクラップ」という手もあります。
その日の出来事の中で、自分が一番気になった記事を切り抜いて貼り付けておけば、後から振り返った時に、手帳としての面目が保てます。
そもそもほぼ日手帳のような文庫サイズの手帳では、小さな記事でも簡単にページが埋まってしまいます。
なので、きれいに記事全部を切り抜く必要はありません。
見出しだけでもOK。
「新聞とってないよ」という方は、ネット上で「過去のニュース」と検索すれば、様々な新聞社の記事がデジタルアーカイブとして見られますので、これをプリントアウトして貼り付けてしまいましょう。
デジタルなら拡大縮小が簡単にできるので、写真のスクラップのようにレイアウトも楽しめます。
とまぁ、いくつか「手帳復活術」について書いてみましたが、一言で言えば手帳を使うことに楽しみを見出すことだと思います。
ページが埋まっていれば、それを持つことに満足感が生まれますし、多少の面倒くささも乗り越えられるのではないでしょうか。
かく言う私も、何度もこの壁にぶつかってきました。
せっかく買った高い手帳を、ノートにも出来ず放置しておくのはもったいない。
予定管理ならスマホでもできるし、モレスキンも連携に乗り出したEvernoteなど、クラウドサービスもますます増えて、「効率」だけを考えれば、すべてデジタルで済んでしまう時代なのかもしれません。
しかし、アナログ手帳の魅力は、「効率」以外のところにあると思います。
それを見つけ出して楽しむことが、手帳を使い続けられる一番の原動力でしょう。
是非みなさんも、自分なりの楽しみ方を見つけ出して、手帳ライフを充実させてください。
Posted by ug at 04:53│Comments(0)│てちょう・ぶんぐ
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