現代日本人の思い描く桜と、明治以前の日本人の見ていた桜は、実はまったくの別物です。

たった1本の木からクローンとして「生産」され続けてきたソメイヨシノが、日本の桜の8割を占めるに至った今、もはや“古臭い”桜景色に興味を持つ人などほとんどいないでしょう。


千鳥ヶ淵のソメイヨシノ

こんな景色や、


岩手県「北上展勝地」のソメイヨシノ

こんな景色を作り出す



この花こそが現代の桜で、



こんな景色や、



こんな景色を作り出す、



この桜が明治以前の日本人が見てきた桜です。

ソメイヨシノの群桜に慣れ親しんだ人たちには、ヤマザクラの景色は物足りなく感じるはずです。

たぶんあと2週間もすれば、関東でも桜の話題がメディアに溢れ、熱狂的な1週間がやって来ます。

しかし、花が散れば「一体あの熱狂振りは何だったんだ?」と思うような、桜のことなどきれいサッパリ忘れた人たちが、何ごともなかったかのように日常へと戻っていく…

これがソメイヨシノの「花見」

ヤマザクラは、1本1本開花日が違うので、一斉に満開になることがありません。

しかし、花が散っても様々な若芽の色が野山を彩り、「余韻」を楽しみながら今年の桜を見送ることができるのです。

ソメイヨシノの花見の熱狂振りを横目に、私たちは今年も3月の末から4月の末まで、約1ヶ月間をじんわりと「桜川のサクラ」に浸って過ごすことになるでしょう。

幸せな季節がもうすぐやって来ます。


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