2014年04月18日
いよいよクライマックスに突入!!…2014「桜川のサクラ」
芽吹きの始まった高峯第二展望台周辺(4/14)
早朝の開花状況の更新と、家庭内事情により、まったく当ブログの更新ができずにおりました。
おかげで、Yahoo!ニュース掲載の“プチお祭り騒ぎ”もほんの1日で終わり、アクセス数も以前の数字に落ち着いています。
4/15の平沢高峯展望台周辺
さて、この間に「桜川のサクラ」も市街地ではほぼ終焉を迎え、見どころは里山の高峯周辺へと移っています。
とはいえ、こちらも第一陣のヤマザクラは13日~15日をピークに見頃を終え、いよいよクライマックスとも言える「ヤマザクラの芽吹きと遅咲きの霞桜の競演」へ突入してまいりました。
「桜川のサクラ」の最終盤を飾る美しい景色です。
「まるで珊瑚礁のよう」と形容される雨巻山の芽吹きの頃
ヤマザクラの葉芽は花同様に1本1本個性的で、赤やオレンジ、薄茶など様々な色で山を彩ります。
桜以外の草木の芽吹きも明るさを増す中に、遅咲きのヤマザクラやカスミザクラが咲いてくると、まるで「春の紅葉」のような得も言われぬ景色となるのです。
“一番有名な写真”高峯山麓のビューポイント
市街地の桜が満開の頃でも、櫻川磯部稲村神社でガイドをしていると、「この景色はどこで、いつ頃見られるのですか?」という質問が大勢の方から寄せられます。
これを見ても、やはり魅力的な景色なんでしょうね。
桜川市周辺でも里山のヤマザクラが群生している地域は結構あります。
しかし、この「第二の春」とも呼ばれる芽吹きの頃の景色は、高峯周辺が一番のように思います。
本日も早朝から麓のビューポイントには、他県ナンバーの車が多数止まり、20人近くの写真愛好家が、この景色を撮ろうとカメラを構えていました。
みなさん開花状況を見て「今日だな」と思いながら来られるようで、声をかけられたりもするのですが、果たしていつがピークかは、8年間毎朝観察している私でもいまだ正確な予想は出来ません。
「あー、今日だな」ということはわかりますが、それも朝訪れてみて初めてわかるものなのです。
しかも、大抵それは前日まで「もう終わりかな?」という、やや寂しい景色が続いた後にやって来るのです。
ピタリと一致した方は幸運ですが、ハズした方は「本当にこんな景色になるの?」と、やや疑いの目で見る方が多いようです。
一昨年まで毎朝一緒に高峯を撮影していたKさん曰く「一日だけ来て良い写真が撮れると思ったら甘い!!」なんて言ってましたが、それほど山の景色は毎日変わるということなんですね。
今年の「最高潮」はいつになるか…
上述のガイドでは「今週末あたりですかね」と答えておきましたが、果たして私が「嘘つき!!」と言われるか、「さすが!!」と言われるか、ちょっと心配なここ数日となりそうです。
『桜川のサクラ』←開花状況はこちらでチェック
Posted by ug at 01:23│Comments(0)│サクラぐるひ
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