なぜか土曜から4日連続の飲み会(日曜日はダブルヘッダー)という、肝臓にはかなりハードなスケジュールが続き、ブログの更新どころではありませんでした。

飲む前には「今日はセーブしよう」などと考えたりもするのですが、いざ飲み出してしまえばそんな決意などすっかり忘れ、翌朝後悔…の繰り返しでございます。
それでも多少は気を遣って「ウコンの力」など飲んでから出掛けたりもするのですが、実際これが効いているのかどうか定かではない。

それどころか、「ウコンの力飲んだし…」という気の緩みが、更に酒量を増やしているのではないかとさえ思えてきます。

果たして、これまで信じ続けてきたこの「ウコンの力」には、本当に「悪酔いしない」だの「二日酔いにならない」という効果があるのか…

この機会に、調べてみました。


お酒を飲む人なら一度は飲んだことがあるでしょう




まずは発売元のハウス食品のサイトで、その効能を調べてみようと思ったのですが、なんとそこには上述のような効果についてはなにひとつ書かれていませんでした。

「効果」ではなく、「ウコンの力4つのポイント」と書かれたそれを見てみると、以下のように解説されています。

point.1 一世紀に及んでスパイスの研究をした“ハウス”が選んだのは秋ウコン!
ウコンの力は、人々の元気や健康を支えるための成分を多く含む「秋ウコン」を使用しています。

下線部分の表現が相当ビミョーですが、ウコンの効能=肝臓に良いを想像させます。

point.2 秋ウコンエキスが“10%”増量!
配合している秋ウコンエキスを従来品比で10%増量。
パワーアップした「ウコンの力」を是非お試しください。

上述の下線部が更にパワーアップしている印象を受けます。

point.3 ウコンの健康成分「クルクミン」30mgを配合!
通常、カレーを3~5皿食べることで得られるウコンの健康成分「クルクミン30mg」
ウコンの力はそんな「クルクミン30mg」をこの1本に配合しました!

ウコンのエキスとは「クルクミン」で、しかもそれが30mgも配合されているのだと強調していますが、カレー3~5皿分のそれが、どれだけの効果なのかはサッパリわかりません。

point.4 スッキリとしたおいしさで飲みやすい!
ウコン独特の土臭さと苦味を抑えたスッキリとしたおいしさを実感。

ウコン=苦い、を感じさない「おいしさ」を強調したもののようです。

果たしてこの「4つのポイント」を読むと、ウコンがこんなにも配合されているのだぞ!!ということを強調しているだけのものと思えます。

これを読んで、われわれは脳裏にインプットされている「ウコンは肝臓によい」という情報から、「ウコンの力=肝臓によい」という結論を導き出すのだと思います。

しかし、文中指摘したように「クルクミン30mg」がどれだけの効果を持つのかがわかりません。

そこで、他のサイトでいろいろ調べてみたところ、確かにクルクミンには肝機能促進の効果はあるものの、そのほとんどは体内に吸収されず、よってその効果もあまり期待できないことがわかったのです。

そもそもウコンは水溶性ではないので、クルクミンが30mg配合されていても、これをミクロフィルターでろ過して溶けているクルクミン量を計ると、3マイクロg/mlしかないそうです。

ほとんどないに等しい量ということです。



医薬効果について、別な観点からも調べてみました。

それは、良くわれわれが耳にする「医薬品」だとか「医薬部外品」だとかと言われる分類です。

果たしてウコンの力の表示を見ると、そこにはなんと「清涼飲料水」の文字が!!



医薬の医の字もありません。

最近流行りの「トクホ飲料」でもありません。

要はこれ、喉を潤すためのただのジュースだったわけです。

ちなみに、ウコンの力には顆粒もありますが、こちらは「食品」となっていたりします。



なんとなくだまされた気分になったのは私だけでしょうか?

たぶんに、歴代CMのイメージが「お酒を飲む前にウコンの力」を定着させたものと思いますが、効いていたと思ったのは、間違いなくプラシーボ効果だったというわけです。

そんなわけで、これまで散々飲まされてきた「ウコンの力」に、かなり失望させられた結果となったわけですが、二番煎じ三番煎じで発売されている商品も同様です。

しかしながら、世に出回る「お酒前」商品がほとんどインチキなのかというと、そうでもありません。

前述の分類でみた「医薬品」には確かに効果のあるものもあります。



「むむ?」の川平慈英のCMでおなじみゼリア新薬の『ヘパリーゼドリンク』は、第3類医薬品に指定されており、「肝機能の治療や予防」を目的とした薬として販売されているものです。



医薬品は、薬事法でその取り扱いの危険度に応じて現在3つに分類されています。

第1類は薬剤師以外には販売できず、第2類は薬剤師か登録販売者により販売が可能で、第3類は第2類と同じですが、よりリスクの少ない薬に指定されます。

ちなみに、ヘパリーゼシリーズには第2類医薬品指定の『ヘパリーゼキング』なる製品も発売されています。



更なる効果を期待するなら、肝臓だけでなく、腎臓への効果や滋養強壮成分も含まれたこちらでしょうか。

ただしこれらは、分類の説明にある通りコンビニには置いておらず、薬局でしか買えません。

とはいえ、薬局チェーンはあちこちにありますし、『ヘパリーゼドリンク』なら、3本セットで798円と価格的にもほとんど変わらないので、同じ飲むなら断然こちらでしょう。

ちなみにゼリア新薬からは、似たような『ヘパリーゼW』なるものがコンビニに置かれたりしていますが、こちらはウコンの力同様「清涼飲料水」なので間違わないように。


こいつに手を出してはいけません

薬臭いだけで効果の期待できないジュースをわざわざ買う必要はありません。


というわけで、飲み会続きの体調不良から、「飲み会支援ドリンク」についてあれこれ調べてみたわけですが、災い転じて…とはこのことでしょう。

次回の飲み会からは、きちんとした効果の期待できるドリンクを用意して臨みたいと思います。

でも、これで更に酒量が増えそうな悪寒が…

『ハウス食品「ウコンの力」』

※参考サイト
『ウコンの選び方講座』ウコン一筋15年の研究者の方のサイトです


追記 ヘパリーゼドリンクを試してみました

先日、ちょっと濃いめの飲み会があったので、効果を試すチャンスと「ヘパリーゼドリンク」を飲んでみました。

価格は1本400円以上しますが、3本セットなら税込み800円ちょいでした。

買うなら絶対3本セットの方をオススメします。

さて、効果のほどですが、これが「むむ?」と言いたくなるほど効くではないですか。

生ビール4杯、焼酎ジョッキで濃いめを4、5杯、とどめの二次会で日本酒の吟醸酒を4人で一升…と、いつもなら泥酔→気絶ペースの飲み会でしたが、気絶することもなく、翌日が信じられないくらい楽でした。

やはり、「清涼飲料水」とは全然違いますね。


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この記事へのコメント
参考になった!!
毎度飲んでた自分が笑える^_^;

ヘパに変えまぁす!
Posted by 酎ハイレモン at 2016年07月20日 03:13
サイト初めて見ました。
ファミマで売ってるスパリブというサプリがえらい効きました。ウコンやへパとの違いを知りたいです。
Posted by ピノノワ at 2016年08月26日 15:32
ところで、肝臓ってなんの肝臓?豚、牛、まさか人?
知っている方、教えて下さい。
Posted by 赤井川さん at 2016年09月13日 13:56
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