これまで紹介してきた手帳は、専門メーカーや文具メーカーの商品ばかりでしたが、本日は、ビジネス書や自己啓発本を中心とした出版社「Discover21(ディスカバー トゥエンティワン)」の2015年手帳をご紹介します。

ディスカバーの手帳は、ビジネス書を手がける出版社らしく、テーマを絞った、まるで本のタイトルのような製品が揃っています。
ワナドゥ手帳のような多岐にわたる趣味の分野ではないため、さほど種類は多くなく、11種類のフォーマットに、カバーのバリエーションを含め、全17種類のラインナップとなっています。

個性的なものが多いので、11種類すべてをご紹介してみましょう。


夢をかなえる人の手帳2015

「夢をかなえる人の手帳」は、発売から12年を迎える同社のベストセラー手帳です。

さすが出版社、書籍 『夢をかなえる人の手帳術』 と一緒に使って効果が出るように設計されており、本を買ったらこの手帳を…、手帳を買ったら本を…という具合の連係が特徴となっています。

基本的には「時間管理」に重きを置いた手帳ですが、表紙を見てもわかるように、月の初めに付いてくるエッセイや「ワクワクリスト」など、女性向けの商品となっています。



手帳部分のフォーマットは、ごくごくシンプルな週間バーチカル。



「まいにちリスト」と呼ぶ、この週間ダイアリーを基本に、「年間表」や「月リスト」の他、10日ごとに区切った「旬間表」や、「BE DO HAVE」、「ライフサークル」など、書籍を読まないと上手く使えないような、個性的なページも付属しています。


夢をかなえる人の手帳 2015  128mm×184mm(B6) 264ページ ¥1,620(税込)


小宮一慶のビジネスマン手帳 2015

各種メディアでも活躍する経営コンサルタント小宮一慶氏のプロデュースする手帳です。

「月間目標を書き続けることで、仕事の長期的目標と人生の目的が見えてくる画期的手帳」を謳うこの手帳は、目標と振り返りを中心とした目標管理のためのダイアリー。

ウィークリーページはオーソドックスな週間バーチカルですが、特徴は付録ページにあります。

まずは、「過去年表」や「人生のたなおろしシート」でこれまでを振り返り、



「未来年表」で中長期的なビジョンを、「今年の目標」と「年間スケジュール」で年間の目標を定めていきます。



そして、月間単位でも目標を書き込んだら、それぞれについて結果も記入するようにできています。



計画性のない私には向かない手帳ではありますが、目標に向かってこつこつ努力される、上昇志向の高いビジネスマンには嬉しい手帳ではないでしょうか。


小宮一慶のビジネスマン手帳2015  128mm×184mm(B6) 304ページ ¥2,160(税込)


明るい貯金生活家計簿 2015

凄腕家計再生コンサルタントの横山光昭氏のプロデュースによる手帳です。

貯金成功率は9 割超という、横山式貯金プログラムのノウハウが詰め込まれたという手帳は、ネーミングでもおわかりのように、手帳と言うよりも、まんま「家計簿」です。

なので、書き込むことは、お金のことだけ。

特徴は、お金の使い道を「消費」「浪費」「投資」の3つに分けて書き込むようにできていることです。



週間バーチカルの時間軸に当たる部分が、この3つのカテゴリーに割り振られるレイアウトとなっており、お金の使い方について意識することで、次第に「消費」と「浪費」が減り、「投資」が多くなっていくと言います。

また、90日サイクルのメソッドを4クール繰り返すと、一生使える貯金力が身につき、まとまった金額が貯められるそうです。

ここでも、先のビジネスダイアリー同様、「目標」と「振り返り」が大切になっており、言い換えれば“お金に特化した”目標管理のための手帳と言えるでしょう。


小宮一慶のビジネスマン手帳2015  149mm×210mm(A5) 256ページ ¥1,404(税込)


朝活手帳 2015

「朝活」の第一人者、池田千恵氏のプロデュースする手帳です。

「朝活」とは、始業前の朝の時間を、勉強や趣味などの活動に当てること。平成20年ごろからの流行語。(「コトバンク」より)

「早起きする人のための朝専用手帳」を謳い、朝の時間を有効活用するための手帳となっています。

ということで、週間バーチカルのメインページには、なんと時間軸が午前4時から午前9時までの5時間しか割り振られていません。

その他の時間については、通常の週間バーチカルのメモ欄に記入ということになります。



しかしながら、ご覧のようにこの朝の5時間に、目標管理のためのフォーマットが濃密に割り振られています。

「早起きは三文の得」、始業時間や、家族が起きてくるまでの朝の時間を、最大限有効に使おうという人のための手帳です。


朝活手帳 2015  128mm×184mm(B6) 256ページ ¥1,620(税込)


合格手帳 2015

東京大学在学中に、都主催の学生起業選手権で優勝したという経歴を持つ田村仁人氏プロデュースの手帳です。

とはいえ、フォーマットは至ってシンプルで、誰もが一度はつくったことがあるであろう、受験勉強の「計画」を立てるための手帳という感じ。

マンスリーに科目毎の目標やその時間を、ウィークリーページは週間バーチカルの時間軸上段に「午前」「午後」「夜」の目標と、達成率、下段に反省点と対処法を書き込むようになっています。



特徴としては、合格をサポートするために用意された、スケジューリングのコツを紹介する描きおろしコラム16本。

16ヶ月ダイアリーなので、月1本ということになります。

手帳を付けるのに時間を取られていては、勉強時間がその分減ってしまうわけで、あまり凝ったレイアウトでないのは、そうした配慮からでしょう。


合格手帳 2015  128mm×184mm(B6) 288ページ ¥1,404(税込)


泉正人のお金手帳 2015

テレビにも出演し、著書も多数出ているのでご存じの方も多いでしょう、ファイナンシャルプランナー泉正人氏がプロデュースする手帳です。

先の家計簿同様、お金に関する手帳ですが、こちらは更に資産管理や運用など、ライフデザインまで考えた手帳となっています。

まずは「Life Designマップ」を書き、なりたい自分をお金という視点でデザインしていきます。

そして、日々のお金の使い方を独特な週間ホリゾンタルタイプのフォーマットで管理。



そして、支出や収入を集計し、3ヶ月毎にバランスシートに落として自分の資産がどれくらいあるか確認、最初に立てた目標の実現に役立てるという流れです。

この他にも、支出管理表、収入管理表、資産借金一覧表、クレジットカード使用履歴管理表、自動引落一覧表、経費精算表など、さまざまなワークシートが用意されています。


泉正人のお金手帳 2015  128mm×184mm(B6) 296ページ ¥1,620(税込)


営業部女子課手帳 2015

リクルート時代にMVPを3度受賞、「営業部女子課」を主宰し、女性営業マンの支援を続ける人材育成コンサルタント太田彩子氏が監修する営業職スタッフのための手帳です。

営業部を名乗るように、月毎の目標や予想、結果、達成率、目標アポ数、結果アポ数など、営業成績を上げるためのワークシートが用意されています。

変わったところでは、一つのプロジェクトの流れを週毎に記入し、達成率とふり返りを行う「プロジェクト管理シート」



縦書きが新鮮です。

メインとなる週間バーチカルはごく一般的なレイアウトなので、これまでのものと比べて、普段使いもOKな手帳となっています。


営業部女子課手帳 2015  128mm×184mm(B6) ¥1,944(税込)


20代のうちにやりたいこと手帳 2015

「情熱大陸」「ニッポンのジレンマ」などで紹介された『冒険に出よう』が 7 万部のベストセラー、各種メディアにも出演する安藤美冬氏がプロデュースする手帳です。

“将来ある”20代に向けた手帳の中身は、オリジナルのワークシートを使った、未来のビジョンを描くこと、それを実現するための人生計画策定が特徴となっています。



とはいえ、書くことを限定するような窮屈なレイアウトではなく、カスタマイズが可能な余白も多く取られており、普段使いをしながら、ワークシートでこれを確認するという自由度の高さも特徴と言って良いでしょう。

メインとなるページは、シリーズには珍しい「週間ブロック」タイプとなっています。


20代のうちにやりたいこと手帳 2015  128mm×184mm(B6) ¥1,620(税込)


Discover Business Professionals' Diary 2015

ここからは、カバーを見てもおわかりのように、これまでの手帳のような「本」のイメージはなく、いかにもビジネス手帳といったラインナップをご紹介します。

この「Discover Business Professionals' Diary」は、“プロフェッショナルを目指す人限定”を謳う、ディスカバー編集部によるかなり手の込んだダイアリーです。

流行中のガントチャートダイアリーや、



使い勝手の良さそうな方眼タイプの「月間ブロック」と「週間レフト」は、一般的な手帳と変わりませんが、この手帳の特徴は16種そろった「フレームワーク集」にあります。



「ロジックツリー」や「空雨傘」、「8つの無駄」、「WHY5回」、「RACI」、「ウィル・スキル・マトリクス」、「SWOT分析」…etc.



ビジネスシーンで使われるロジカルシンキングのためのフレームワークは、最も生産性が高まるためのコンテンツとして、外資系コンサルからヒアリングを行って作られたもの。

その他にも「ミーティングシート」や「プレゼンテーションストーリーボード」など、ビジネスシーンで役立つページが満載です。


Discover Business Professionals' Diary 2015  148mm×210mm(A5) ¥3,240(税込)


DISCOVER DIARY 2015

名前からわかるように、ディスカバー社を代表する手帳です。

「アバウトでクリエイティブな手帳」を謳うように、アイディア、スケジュール管理、会議のメモ、落書き、日記など、ユーザーの好きなように使えるレイアウトとなっています。

こちらもガントチャートがついてきますが、「ざっくりプロジェクト管理表」と呼ぶように、先のBusiness Professionals' Diaryと比べると、かなり自由な使い方を奨めています。



メインとなるのは「週間レフト」ですが、メモページ(右ページ)は自由度の高い方眼タイプとなっています。



その他の特徴としては、メモページの豊富さが特筆ものです。



6種類あるフォーマットは、さまざまな用途に対応できることでしょう。


DISCOVER DIARY 2015  148mm×210mm(A5) 240ページ ¥2,484(税込)


DISCOVER DAY TO DAY DIARY 2015

近年じわじわと人気の上がっているデイリー(1日1ページ)ダイアリーですが、ディスカバー手帳にも用意されています。

基本的なコンセプトはDISCOVER DIARYと同様で、「自由でクリエイティブ」を謳っているように、方眼タイプのデイリーページは、TODOリストと当月のカレンダーが上段に、アバウトな時間軸が横軸に打たれているだけで、週間レフトのメモページのようなレイアウトとなっています。



時間管理とかはあまり考えず、ノートのように使うのに適した手帳と言えるかも知れません。

その他のページは、ガントチャート、方眼の月間ページなど、ウィークリータイプのDISCOVER DIARYと同様のフォーマット。

このデイリーには、A5とB6の2サイズ用意されています。


DISCOVER DAY TO DAY DIARY 2015  
(A5) 148mm×210mm×15mm 448ページ ¥3,024(税込)
(B6) 128mm×184mm×15mm 448ページ ¥2,484(税込)



以上、Discover手帳全11種類を紹介しました。

目的に特化したダイアリーというのは、きちんと使い続けられれば、それ相応の結果が出せるかも知れませんが、意外と続けることが難しいものです。

特に、細かいフォーマットで書くことを特定される場合、使う部分と使わない部分が出来てしまうもの。

まずは使ってみて、自分が本当に毎日書き続けようと思える項目を見つけるというのも良いかもしれません。

本のようなタイトルの手帳に、自分が求めているものとピタリはまるものがあれば、楽しく使えるのではないでしょうか。

『Discover 手帳 2015』





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この記事へのコメント
お久しぶりです遅くなりました( ̄▽ ̄;)相変わらず長文なのに纏まってて凄く上手いなぁーと思います(^q^)
アタシのブログにも来て欲しいのですが(例のオリジナル写メ入り記事有るし)
趣味が多過ぎてですね~カテゴリで見付かるかも知れ無いけど新しく又オリジナルの話した時に声掛けますねヾ(●´∇`●)ノ
アソシエの中村氏の手帳覚えてますか?アレと考え方は同じです☆
アタシのは完全手作りでノートを手帳にするので自由なのでウイークリーの後に7頁のデイリーなのです(8当分なのは既製なので仕方なくですよね!)
消しゴムはんこをガンガン創ってそれこそカスタムしまくりでめっちゃ楽しいです(*´艸`)☆。.:*・゜
ではでは~お返事また読みに来ます\(^o^)/
Posted by ぐれあ at 2014年11月03日 08:28
>>ぐれあさん

こんにちは、いつもご覧いただきありがとうございます。

長文にしたいわけではないのですが、「もう少しこの手帳の魅力を伝えよう…」と思うと、ついつい長くなってしまいます^^;
簡潔にするか、とことん一冊の手帳の特徴を伝えるかのいずれかの方が楽なんですけど、その中間というのはなかなか難しいですね。

さて、ぐれあさんの記事…
是非とも拝見させていただきたいので、教えていただけるとうれしいです。
アソシエの中村氏の手帳ですが、コピーライターの中村さんですね。
独自の8日間予定表…
なるほど、参考になります。
それよりも、消しゴムハンコでオリジナルの手帳にするあたり、本当に手帳を楽しんでいるなぁ、と感心します。
ネタバレになりますが、私も来年の手帳(のうちのひとつ)に「365デイズノート」を買ったので、これでオリジナルな使い方にチャレンジしてみたいと思っています。

また楽しい情報を教えてください。
ありがとうございました!!
Posted by ugug at 2014年11月03日 18:06
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