『革製カバーで「ジブン手帳」をグレードアップ!』で取り上げたオーダーメイドの革製手帳カバーですが、変形サイズである「ジブン手帳」では、他の手帳に乗り換えた際の使い回しが効かず、躊躇しているうちにタイミングを逸してしまいました。

結果的には見送って正解で、2015年は「ジブン手帳」を卒業することにしました。
しかし、オーダーメイドの手帳カバーには後ろ髪引かれる思いがあり、「来年こそは…」という気持ちをずっと胸に秘めておりました

そこで、今年は先にこの革製の手帳カバーをオーダーしてしまおうと思い立ち、混み合う年末になる前にと、9月の下旬にオーダーしてみました。

本日は、既に商品到着なったこの革製手帳カバーのオーダーの様子をご紹介します。




当たり前ですが、手帳カバーをオーダーしようと思ったら、まずはオーダーが可能なメーカー(工房)を探さなければなりません。

近くに手帳カバーを扱っている工房があれば良いのですが、地方ではなかなかそうもいきません。

しかし、ネット通販でオリジナルの手帳カバーをつくってくれる工房は現在かなりの数に上り、革製だけでも選ぶのに困ってしまうほどです。

私が今回挑戦したのも、ネットでのオーダーでした。

以下に、いくつかネットでオーダーのできる工房を紹介してみます。


Branc Couture(ブラン・クチュール)

『ジブン手帳をグレードアップ!!』で紹介した「Branc Couture(ブラン・クチュール)」は、しっかりしたつくりの割にリーズナブルな価格が魅力です。

ただし、定型のものにオプションパーツを組み合わせるセミオーダータイプなので、微妙なサイズ合わせなど、細かいところまでは注文できません。




i-story

30種類ものカラーが揃う「i-story(アイストーリー)」も人気の工房です。

こちらも、基本となる4つのタイプから選ぶセミオーダータイプとなっています。




Nauts

フルオーダーが可能なお店では「Nauts」が細かい注文にも応じてくれています。

ただ、料金の掲示がなかったり、初心者にはオーダーフォームへの入力がやや難しそうです。




HZK Leather

フルオーダーで比較的リーズナブルなお店が「HZK Leather」です。

オーダーのための解説もオプション料金とともに詳しく掲載されており、表紙のラインなど、他にはあまり見られない細工も魅力です。



他にもさまざまな工房のサイトを覗いてみましたが、明朗な料金と注文しやすさから、私が今回制作をお願いしたのがこの「HZK Leather」です。




工房選びの段階でも気にしていたのは、革の種類と色でした。



ヌメ革の他にも、バッフアローやカーフスキンなど、工房毎に得意とする革があるようで、また先の「i-story」のように、30種類ものカラーを揃えるところもあります。

残念ながらネットで注文するときには、質感や発色の具合などを正確に知ることはできませんが、「Branc Couture」のように、全7色のヌメ革のカラー見本を購入して(¥300)確認できるところもあります。

「HZK Leather」には、制作例が数多く掲載されており、それぞれの解説と購入者のレビューが掲載されているので、私はそれらを参考にしながら決めました。

今回オーダーするにあたって、私はビジネスシーンでの使用に耐えられるよう、落ち着いたデザインのものにしようと考えていました。

しかし、せっかくのオーダーなのだから、既成のものとはひと味違ったものにしたいとも考えていました。

そこで、革はヌメ革、色は、表に落ち着いたカラーのビターチョコレートをチョイス、手帳を差し込む内側に別色のオレンジを使うことにしました。

革の色だけでなく、オーダーメイドでは、縫い糸(ステッチ)の指定もできます。

意外にこのステッチも目立つので、表の革の色に合わせようか悩んだ挙げ句、思い切ってこちらもオレンジにすることにしました。(写真は赤)




さて、ここからがオーダーの本当の楽しみ、ポケット類やしおりなどのレイアウトです。

まずは表紙となる部分ですが、「HZK Leather」お得意のラインを入れようといろいろ場所や形を考えました。

しかし、考えるうちに、なんとなくこれを入れると「大人の手帳」といった雰囲気がなくなりそうな気がしてきて、悩んだ挙げ句やめることにしました。

その代わり、こちらは迷うことなくオーダーを決めた、外側のポケット(+¥1,700)付けることにしました。

「ジブン手帳」の表紙にも付いているこのポケットは、ゴムバンド付きの下敷きを入れる時にも役立ち、デザイン的なアクセントにもなると考えてのものでした。

これも別色を選べますが、敢えて同色のビターチョコレートにしました。

他には、カバーの角を丸くする「角丸加工」(+500)もオーダーしました。

続いては、機能を考えた内側のレイアウトですが、ここがオーダーの際に一番気を遣うところでしょう。。



ご覧のように、「カードスリット」、「メモポケット」、「ペンホルダー」、「しおり」がベーシックなカスタマイズポイント。

まずはカードスリットや、メモホルダーなどのポケット類の配置を考えます。

私は左側にカードスリットを5つ(+1,200 左写真)、右側にメモホルダー(¥1,200 )を配するオーソドックスなレイアウトにしました。

カードスリットは自由に数が選べ、メモホルダーは幅の指定もできます。

メモホルダーは同色でも良かったのですが、ツートンを強調するためにビターチョコレートにしてみました。

ペンホルダーも同様にビターチョコレートにしています。

このペンホルダーですが、オーソドックスな内向きタイプの他に、外向き(+800)や円周可動タイプ(+900)、幅広タイプ、最近流行のバタフライタイプなど自由にオーダーできます。

もちろん、円周の大きさもオーダーが可能(無料)です。

バタフライタイプを注文する際は、手帳の厚みがありすぎると、ストッパーとしての役目を果たさなくなるので注意が必要です。



太いペンなら厚さ15mm程度、細いペンなら20mm程度までが限度のようです。

さて、以上でカバーのデザインが決まりました。




最後にしっかり確認したいのは、各部の位置とサイズです。



「HZK Leather」では、注文後ご覧のようなサイズのオーダーフォームが届きます。

縦のサイズは手帳の縦幅+1mm~5mm(2mm程度でOK)、横は手帳の横幅の2倍に厚み(背幅)を足したサイズ+2mm~10mm(通常は2mmから5mm程度でOK)が目安です。

注意したいのはペンホルダーの位置ですが、真ん中なんかに付けてしまうと、ペンを差したときに手帳の下から飛び出してしまいます。

また、しおりの位置ですが、平型の革製のしおりだと、真ん中に配置するとねじれてしまうので、スッキリ収まるよう左右に少しオフセットした方が良いようです。



さて、以上ですべてのオーダーが終わりました。

HZK Leatherでは、このA5サイズのカバーの本体価格は¥7,900となっていますが、これに上で紹介したオプションを加えた私のカバーの総額は¥12,500でした。




あとは、商品が届くのを楽しみに待つのみ…ですが、この時期は手帳カバーのオーダーが非常に混み合います。

私が注文した9月半ばでも、20営業日ほど待つとの連絡でしたが、実際に商品が届いたのは1ヶ月を優に越えた、11月の初旬でした。



ビターチョコレートの発色は思っていた通りで、外付けポケットもぱっちりです。



インナーのオレンジは思ったよりもビビッドでしたが、ヌメ革は経年と共にアメ色に変色してくるので、使い込んでいくうちに落ち着いてくることでしょう。

今回はインナーの2色使いくらいで、あまり冒険はしませんでしたが、最低でも1年は使う予定のカバーなので、これくらいシンプルな方が飽きがこないかな?と思っています。

というわけで、まずは満足のいくカバーを作ることができました。

「HZK Leather」のサイトを見ると、現在注文しても納品までに営業日計算で1ヶ月以上は掛かるようですので、年内の入手は難しいかもしれません。

オーダーをお考えの方は、急いだ方が良さそうです。

というわけで、私の体験を紹介しながら、オリジナル手帳カバーのオーダーの仕方について解説してみました。

この手帳に合わせるリフィルについては、また後ほど紹介させていただきます。





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