さくらがわーるどからこんにちは

一葉(八重桜)だけになった境内

櫻川磯部稲村神社の年間行事のひとつ「鎮花祭」

落花の時期は悪疫が流行しやすく、これを鎮めるために行われる
お祭りだそうです。

毎年4/15がその日で、今年も無事行われました。

で、これが終わるといよいよ『名勝桜川の桜まつり』も終了です。

今年は見事に、前日の風雨の影響で公園の山桜も4/15をもって
終了といった感じ。


公園に咲く天然記念物「青桜」(霞桜)

もちろん霞桜や八重桜などはこれからが見頃ですが、公園の性格
を考えると、山桜が終わった時点で終了と言って良いでしょう。


殆ど見る人のいない八重桜

で、例年はこれから高峯を中心とした「山」の山桜に観察対象が移
るわけなんですが、里のサクラ同様、開花期に夏日が続いたせい
で、山も相当開花が進んでしまいました。

その後も高い気温が続き、山もあっという間に第一陣の山桜が散
ってしまいました。

今年はものすごい勢いですべてのサクラが咲き、散っていったよう
な感があります。

一日でも長くサクラを見ていたい我々には、少し寂しい年ではあり
ましたが、ソメイヨシノと山桜と八重桜が同時に咲くというような光
景はなかなか見られたものではありません。

鷽(うそ)の被害でソメイヨシノの花が殆どなかった一昨年(sspの記
事参照)と比べれば断然良いわけで、これもまた一興と楽しむしか
ないでしょう。

さて、「鎮花祭」

まさに、桜の神社らしい行事なんですが、我らにとっては桜にのぼ
せてしまった頭を冷やすための“飲み会”をこう呼んだりします。



我らの鎮花祭は、今年はいつ開催？

…って、殆ど毎日のように集まって飲んでるし(笑