2012年11月15日
バカバカしいけど乗る
はい、本日は「ボジョレー・ヌーヴォー」の解禁日です。
去年も『ボジョレー?つか、日本酒だっぺ』で書きましたが、正直こんなバカバカしい業界のイベントには乗らない私。
でも、ご近所づきあいは、そんなチンケな私の信念よりもずっと大切。
てことで、「今年は何本?」の、ご近所にあるお酒屋さんの営業に「んー、とりあえず5本で」と、泣く泣くお付き合いいたしました。
そんな、2012ボジョレー・ヌーヴォーのおはなしです。
つくちゃんブログに、もしボジョレーのおはなしがいくつも書かれていたら書くまいと思っていたんですが、さすが賢明な方ばかりのつくちゃん、ほとんど書かれていません。
なので、“バカバカしいと知りつつ”書いてみることにします。
毎年、真相なんて誰もわからないのに、まことしやかに報道される「今年のボジョレーの出来」
「50年に一度の…」だとか、「100年に一度の…」だとか、毎年「○年に一度の…」が常套句となっている広告を、もはや誰が信用するか!!
と思ったら、今年は手を替えてきやがりました。
曰く「ボジョレー史上最悪の不作」
おー、いよいよ正直に今年の出来を白状する気になったか…
と思ったら、とんでもない!!
以下、報道から引用
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(前略)輸入業者は、注文に応じた量を確保できるか気をもんでいる状況だ。
仏ボージョレーワイン委員会によると、原料となる仏ボージョレ地方のブドウ、「ガメイ種」の収穫量は、最盛期の9月下旬でさえ、例年の半分以下という。最大の原因は天候不順で、夏場は低温で、雹(ひょう)が降ったほどだった。
ただブドウの品質そのものは、「よく熟すことができて健全」(仏ボージョレーワイン委員会)で、新酒の仕上がりは例年並みのうまさになるとみられるだけに、「供給量が逼(ひっ)迫(ぱく)することが心配される」(同)という。
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要は「出来は良いけど、少ししか作れないから稀少だよ!!」と言いたいわけですよ。
さすがに、「○年に一度の…」も、ここまで続ければ誰も信用しないとわかったんでしょうね。
でも、私からすれば今まで以上に酷い宣伝方法だ、これは。
もはや、バカバカしいを通り越して、「ボジョレー解禁なんてやめちまえ!!」って思うくらい。
みなさんもダマされることなく、同じものが“バカ”が付くくらい安くなっちゃう「船便」を飲みましょう。
たかが、新酒だよ。
よその国の酒だからって、そんなにありがたがる必要なんてまったくない。
それよりも、去年も言ってますけど、日本酒の「冷やおろし」を“ありがたく”みんなでいただきましょう!!
日本人なら、日本の「初物」をもっと祝うべきだ!!
と、(酔った勢いで)“バカ”連発で息巻いちゃった私ですけど…
「せっかく高い金出して空輸便買ったんだから、今日飲まなきゃ」と、きっちり“解禁日”の本日いただきました。
もちろん、ボトル1本飲み干してやりました。
2本目突入!!
そんな今年のボジョレーは…新酒らしいフレッシュな味わいで…とっても…美味しかったです。
Posted by ug at 20:00│Comments(2)│ざっき
この記事へのコメント
こんばんは。。。
さすが ワイルド・・・かっこ良すぎ(^^)
さすが ワイルド・・・かっこ良すぎ(^^)
Posted by fairlady at 2012年11月15日 23:44
>>fairladyさん
いや、そんなワイルドってわけでもありません^^;
酔いが醒めてきたら、「なんでこんなこと書いた?」と、ちょっと恥ずかしくなっているところです。
いや、そんなワイルドってわけでもありません^^;
酔いが醒めてきたら、「なんでこんなこと書いた?」と、ちょっと恥ずかしくなっているところです。
Posted by ug at 2012年11月16日 00:40
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