2012年12月20日
『WORST』
山本夏彦著『完本文語文』と併読(?)の高橋ヒロシ作『WORST』
誰にもらったか覚えていないけど、単行本の第1巻を読んで以来、欠かさず読んでいるマンガです。
よって、併読時間はほんの30分程度。
この『WORST』ですが、同じ作者のシリーズ前作『クローズ』(全26巻)が、2007年に小栗旬主演で映画にもなっているので知っている人も多いのでは?
誰も成し遂げたことのない鈴蘭高校の番長を目指す、“圏外から来た男”月島花を主人公とした、不良高校生たちのケンカに明け暮れる日常を描くストーリー。
女子がまったく出てこない、男だらけのマンガでもあります。
花の通う、別名「カラスの学校」(「クローズ」の語源)と呼ばれる鈴蘭高校を中心に、周辺の高校や不良グループとの抗争を延々と描いてるわけなんですが、なぜかこれが飽きないんですよ。
オッサンの身となっては、青臭いと感じる“男気”が、現代的に描かれているところが魅力なのかなぁ。
月島花が主人公ではあるんですが、『クローズ』より引き続き登場の「武装戦線」もまた一方の主役といった感じで、物語が単調にならないところも良いのかも?
そんなわけで、上述の『クローズ』を超えて、とうとう30巻に達してしまいました。
さすがにネタも尽きてきたかなぁ、という感もなきにしもあらずですが、次号が楽しみではあります。
まだ3、4ヶ月先の話ですけどね。
はい、週刊チャンピオンはもちろん読んでおりません。
Posted by ug at 23:50│Comments(0)│ほんのはなし
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