さくらがわーるどからこんにちは

「お礼肥」作業を行った一昨日は、午後からもスケジュールが立て込んでいて、その上夕刻からは社務所にて楽しい打ち上げまで行ってしまったので、報告が遅くなりました。

遅ればせながら「お礼肥」作業のご報告を。

急遽決まった作業にも関わらず、“森人”コンビを含めた花の会のみなさんや、ボランティアガイドに応募された方含め、総勢10名ほどが参加してくれました。


やはり数は力です

最初の1本は「どの辺に根の先端があるんだ？」と、慎重に根の周りを掘り起こし始めたので「…これで終わるのか？」と心配しましたが、大体の位置が掴めるようになると、そこからは一気に作業が進みました。

おかげさまで、今回は櫻川磯部稲村神社周辺の作業でしたが、約2時間ちょっとで、主要な桜への施肥は終わってしまいました。


化成肥料や牛ふん堆肥などを混ぜ合わせたSpecial Mix

目的は施肥ですが、やはり1本1本見て回ることになるので、病虫害の発生など樹木の状態をじっくり観察できるのもこの時期の作業ならではです。


樹の周囲に8～10か所ほど深さ10cmほどの穴を掘って1本に1kg程施肥

開花期は花にばかり目が行ってしまうので、意外と樹の状態って見られないものなんですよね。


こんなところに草が生えていると思ったら…


大きなウロが出来ていました

ツタ類や、蘖(ひこばえ)と呼ばれる樹木の切り株や根元から生えてくる若芽の伐採なども同時に行うことが出来ました。


ツタ類も早めに除去


こちらはコゲラ(キツツキ)による穴


切り株にベッコウタケも発見　即除去しました

秋口からの剪定作業の下調べなども出来て、非常に充実した作業になりました。

というわけで、午前中で作業は終了となったわけですが、実はこっそり午後からも…

については、また後ほどご報告します。