さくらがわーるどからこんにちは

sspも設立以来、試行錯誤しながら様々な活動をしてきましたけど、残念ながら「成果」と呼べるものはそんなに多くありません。

そんな数少ない成果の中でも私が一番と思うのは、2007年よりさせていただいている岩瀬小学校6年生の総合学習のゲストティーチャーです。

様々なメディアに取り上げていただいたり、国の補助事業に選んでいただいたり、我々に自信を与えてくれるような出来事はいくつもありましたが、この小学校の講師のお話しをいただいたことほど自信になったものはありません。

まずは地元の方たちに「桜川のサクラ」の素晴らしさ、大切さを知ってもらうことが一番と思って頑張ってきましたが、「どんな奴らがやってるんだ？」みたいなことにばかり関心のある大人はなかなか素直に耳を傾けてくれません。

しかし、子どもは違います。

毎年最後に会を開いて、一年間の学習のまとめを発表してくれるのですが、桜川のサクラのみならず、桜全般について本当に素直に知識を吸収してくれます。



我々ですらなかなか覚えられない天然記念物指定11種も楽々暗記してしまうほどですから、子どもってのはスゴイですね。

もちろん、我々も子どもたちが楽しく学んでもらえるように、それなりに工夫はしているつもりですが…



そんな子どもたちは、我々にとってかけがえのない桜川のサクラの理解者であり、これを一人でも多く増やしていくことも我々の使命と思っています。

そして、我々が教えた子どもたちの中から、いつか我らの跡を継いでくれる若者が現れるのを期待しています。

さて、前置きが長くなりましたが、今年も(私の誕生日である)本日よりゲストティーチャーが始まります。

なんでも毎年我々の「環境グループ」は人気が高く、抽選のような形になっているそうで、今年は事前のプレゼンテーションもなく、いきなりグループを編成して授業が始まるとのこと。

まずは「sspってどんなことをしているの？」というテーマで話して欲しいということで、これを出来ればパワーポイントを使ってやって欲しいという依頼があったそうです。

この手の作業は私の仕事。

貧乏暇なし状態の私ですが、子どもたちのためにはと昨日必死で36ページにわたるパワポの資料を作らせてもらいました。



残念ながら私は仕事で行けませんが、磯部さんが講師をしてくれることになっています。

今年はbaku君とマサオ君の“火曜休みコンビ”が2人とも火曜休みでなくなってしまったため、なかなか厳しい状況ではありますが、メンバーで助け合いながら講師を努められればと思います。