2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」

1954年にフランス・マルセイユに本社工場「Editions Quo Vadis」が設立されて今年でちょうど60年。

現在も多くの人から支持される「バーチカルダイアリー」を“発明”したのが「QUO VADIS(クオバディス)」の創始者ベルトラミです。
本日は、誕生から半世紀以上も、多くの人々から支持されているバーチカルの元祖、アジェンダプランニングダイアリーを作り続けている「QUO VADIS」の2015ダイアリーをご紹介します。


2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」

QUOVADISの製品を紹介するのに、他のレイアウトは考えられません。

よって、本日はこれまでのダイアリー紹介と違い、このQUOVADISの美しいウィークリーバーチカルをご覧いただき、製品の魅力をご理解いただければと思います。


2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
EXECTIVE 16×16cm

QUOVADISの“発明”したダイアリーは「アジェンダプランニングダイアリー」と呼ばれるものですが、特徴は商標登録されている2つの機能です。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
EXECTIVE NOTE/16×16cm

1つは左右見開きで、月曜から土曜を時間軸で縦割りに、日曜日は下部にレイアウトした、利便性を追求したフォーマット。

「どのようなライフスタイルにおいても、整理された時間管理へと常に導いてくれる」という、ウィークリーバーチカル。

そしてもうひとつが、今でこそTodoリストなどと言われますが、クオバディスが「Dominante® (ドミナント)」と呼ぶ、その日(もしくはその週)の最優先事項を記入する項目です。

まさに、今も多くのメーカーから発売されているウィークリーバーチカルタイプは、1952年にベルトラミの発明したこのレイアウトを踏襲しているわけです。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
BUSINESS PRESTAGE 10×15cm

クオバディスのダイアリーは、サイズ毎に土日のレイアウトが多少変わりますが、8時から22時の時間軸、3ヶ月のカレンダーが記載されるのが基本です。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
時間軸は30分毎、土日も同レイアウトの「H24/24 16×24cm」

中紙はホワイトとクリームの2種類があり、クリームの用紙は、フォントや印字の黒と赤がクラシカルな印象で、

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
日曜日の書き込みスペースがない「President / 21×27cm」

ホワイトにはゴシックのフォントと、文字色にターコイズブルーが使われ、現代的な印象のデザインとなっています。


2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」

また、オーソドックスなバーチカルだけでなく、最近はちょっと変わったレイアウトのダイアリーも発売しています。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
横長リング綴じの「Agendascop / 30×10cm」

横長リング綴じの「Agendascop 」は、横に開いて使う珍しいレイアウト。

上段には十分な書き込みスペースが設けられているので、メモをたくさん書くという人には便利でしょう。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
見開き2週間を一目で見渡せる「Bi-Planning / 17×8.8cm」

横に使うタイプのレイアウトは「Agendascop 」同様ですが、こちらは見開きで2週間を上下に配置した「Bi-planning」

メモ欄はごく少なくなりますが、一日の時間管理と中期の管理が同時に行えるレイアウトとなっています。

他にも、バーチカルの元祖ではありますが、今年発売となった月間ブロックタイプや、

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
「Monthly Notes / 16×16cm」「Monthly Notes Prestige / 16×16cm」

デイリータイプも用意されています。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
デイリータイプの「ABP1 / 13×21 cm」


ちなみに、ウィークリーだけでも相当なラインナップですが、クオバディスの製品は日本語表記の「ジャパンエディション」以外にも、タイプによって、「フランスエディション」や「イングリッシュエディション」、「マルチラング」などがあります。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」

英語表記やフランス語表記の商品には、日本の祝日のシールが付いてきますが、お買い求めの際はこちらもチェックした方が良いでしょう。


2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」

美しいバーチカルダイアリーを包むのは、ごくシンプルな革製が王道です。

今年のオススメは、昨年Quo Vadisのブランド生誕60周年を記念して数量限定で作られたコードバンでできたその名も「Cordvan cover(コードバンカバー)」

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
Cordovan Cover 16×16cmカバー(数量限定) ¥43,200(税込)

好評のため、今年も数量限定で発売となったようです。

もちろんもこんな高価なカバーばかりではありません。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
Executive エグゼクティブ/クラブ ¥3,996(税込)

ビビッドなカラーの合皮カバー「クラブ」は、ホワイトのステッチがアクセントになっています。

また、MOLESKINEのような平ゴム使いの、一体型ダイアリーもあります。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」
Executive Notes エグゼクティブノート/アバナスムース ¥3,024(税込)

他にも、カバーはいくつも用意されていますが、やはりクオバディスのイメージから、シンプルな革製が中心になっています。

クオバディスしか使えない!!…という方は、一生ものの革製を、初めて使ってみるという方は、合皮カバーから始めてみると良いのではないでしょうか。


というわけで、QUOVADISの2015ダイアリーをご紹介してみました。

ウィークリーバーチカルのフォーマットは、ほとんどのメーカーが用意していますが、H24/24やPRESIDENTのように、1日を時間軸だけで区切るようなレイアウトはさすがに見かけません。

この辺りを見ても、まさに時間管理に特化したダイアリーと言えるでしょう。

また、フレンチな香りが漂うデザインは、国内メーカーのものとはやはり雰囲気が違いますね。

バーチカル好きなら、一度は使ってみたいダイアリーではないでしょうか。

2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」



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