2014年09月14日
2015手帳戦線…ジブンのすべてが、この中に「ジブン手帳2015」
各メーカーの2015年ダイアリーの紹介を一段落し、これからはデザインや機能性にこだわった製品を取り上げて紹介してみたいと思います。
本日は、昨年『2014手帳戦線…「週間(ウィークリー)ダイアリー」編』や『2014手帳戦線…「そして私が購入した手帳は…」』で書きました、私が今年一年使い続けているコクヨの『ジブン手帳』2015年版をご紹介します。
コクヨS&T/217mm×133mm ¥3,800(税抜)
『ジブン手帳』は、TVチャンピオン第二回文具通選手権の準優勝者でもあり、大手広告代理店のクリエーター佐久間英彰氏が、独自に開発したオリジナル手帳。
「一生つかえる手帳」をコンセプトに、“ジブン”に関わる情報を「LIFE」「DIARY」「IDEA」の3つのテーマに分けて、これを分冊化してあるのが特徴です。
では、それぞれの用途を解説してみます。
まずは基本の「DIARY」です。
レイアウトは、フルカラーの週間バーチカルタイプ。
一般的なバーチカルダイアリーとの違いは、時間軸が24時間設けられているところ。
仕事以外のスケジュールも、しっかり書き込めるようになっています。
中紙にはさまざまなグラフィカルが施されていますが、日の出と日の入りの時間が時間軸に表現されるのもそのひとつ。
ページの上半分を表示
見開き1週間の左側にTodoリスト欄がレイアウトされ、1週間分のタスク管理ができるようになっています。
日々のレイアウトは、トップにその日の天気や見出しが入り、ボトムにはメモ欄、朝昼晩に食べたもの、一日の気分などを記入するようになっています。
ページの下半分を表示
とにかく、何も考えずにレイアウトの通りに書き込んでおけば、スケジュール管理はもちろん、ライフログが残せるような仕組みになっているというわけです。
作りの部分では、中紙に軽くて裏うつりしにくいトモエリバーを使用、製本は180度開く「糸かがり綴じ」となっています。
2015年版では、日付部分のフォントが変更になりました。
ライフログを謳う『ジブン手帳』が、他のダイアリーと異なる部分は、この「LIFE」にあると言って良いでしょう。
ジブンの夢や人生設計、0歳から99歳までの自分や家族のニュースをはじめ、
自分、家族、世界のニュースを記入する「My News」
一年の記念日、病気の既往歴、資産情報や各種パスワード、家系図まで、自分に関わるありとあらゆる情報を記録するための手帳です。
月ごとの記念日
2015年版には、新たに「人生でやりたい100のリスト」が追加されました。
果たして、この「LIFE」を他の2冊と一緒に常に持ち歩くかどうかは別として、それぞれのリストはなかなか記す機会のないものばかりなので、一冊持っていて損はないと思います。
また、「LIFE」は毎年記入する必要がないので、保存版として経年使用し、2年目からは「DIARY」だけ購入することも可能です。
そのためか、「LIFE」だけは、にじみに強く耐久性のある独自紙(MIOPAPER)を採用しています。
「IDEA」は、グリッド(方眼)タイプの使い勝手の良いノートです。
分冊化することで、いっぱいになったら差し替えられるため、記入量を気にせずに使えます。
左に縦罫が入っているので、Todoリストとして使ったり、日記帳にしたりと、いろいろ使い方を考えられるのも楽しいところ。
CamiAppというスマートフォンアプリに対応しているので、見開き2頁分をデータで保管できるようにもなっています。
以上、『ジブン手帳2015』をご紹介してみました。
冒頭でも書きましたが、とにかく考えつくジブン情報はすべて記入しておけるようになっており、“お節介この上ない”手帳と言えます。
いろんな手帳を試したけど続かないという方は、一度この『ジブン手帳』を使ってみることをオススメします。
しかし、こうした多機能ダイアリーというのは両刃の剣で、自由に使いたい人にとっては窮屈に感じることもあるでしょう。
私がここまで使った感想が、まさにこれでした。
また、自分には必要ないと思うパートが結構あって、結局その部分が無駄なスペースになってしまいました。
そんな反動からでしょうか、来年の週間ダイアリーは、ごくシンプルなものに心が動いています。
『ジブン手帳2015』
Posted by ug at 17:11│Comments(0)│てちょう・ぶんぐ
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