2009年04月22日
高峯通いも残り僅か
霞桜の終わりを告げるug展望台前の花びら(4/21)
U字溝の中にはこんな紅い花びらが
高峯でさえ最盛期を殆ど見ることが出来なかったのだから、仕方な
いっちゃ仕方ないんだけど、もう少し余裕があったらなぁと、フラストレ
ーションの溜まる毎日でした。
雨巻山から門毛地区を望む(4/21)
それでもなんとか昨日、終わりかけの雨巻山を通って来ることがで
きたのですが、やはり高峯とまた違った魅力ある桜景色であること
を再認識し、更にフラストレーションを高めて帰ってまいりました。
なんとも言えない柔らかい印象の雨巻山の芽吹き(4/21)
加波山などもありますが、ほぼ桜川市は桜の季節を終えようとして
います。
山ツツジが咲き始めました(4/21)
ほんの少しのホッとした気持ちと、多大な寂しさを胸に、これからは
ゆっくりと今年撮ったヤマザクラの写真を眺めながらこれを整理しよう
と思っています。
そう言えば、桜は花が集大成と思われている方が多いようですが、
実は花が咲いて一年のスタートなんです。
平沢林道入り口の大きな霞桜も散り始めました(4/21)
これから葉が生い茂り、夏の強い日差しで光合成をして生長し、芽
を付けます。
そして十分に栄養を補給したら秋に葉を落とし、冬になると冬眠に
入ります。
花の善し悪しは、開花期の気候よりも、前年の夏(生育期)の気候
に大きく影響を受けると言います。
しかし、今年のように開花してから雪が降ったり、満開が近づいた
ら夏日が続いたりと、過激なまでの気温の変化があれば、やはり
影響は大きいのでしょう。
今年はソメイヨシノと山桜と八重桜が同時に咲いているという、珍事と
言って良いような花見が出来ましたが、正直サクラ全般としてはイ
マイチな感じがしました。
まぁ、サクラも良い年とそうでない年…もとい素晴らしく良い年と普
通に良い年、というように波があると言います。
来年は今年以上に素晴らしい年になる事を、今から祈っています。
Posted by ug at 17:59│Comments(0)│サクラぐるひ
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