「つくばちゃんねる」で、よりアクセス数の多い(たくさ
んの人に見てもらえる)ブログを書きたいという人の
ために、また「いっつ・あ・さくらがわーるど」執筆陣
へのアドバイスという意味も込めて、更には自分の
メモ書きとしてご紹介してみます。

皆様のご参考になれば幸いです。
(※は代表ugのコメントです)

『良いブログとそうでないブログの違いは何だろう?』
アメリカ・ユタ州に住むTom Johnsonさんが
「Twenty Usability Tips for Your Blog ?Condensed
from Dozens of Bloggers' Experiences 」
(ブログの有用性を高めるための20の秘策-数多く
のブロガーの経験から凝縮)」
をまとめてくれています。

1.ブログのテーマを決めませう。
Pick a topic for your blog.

テーマを絞って何についてのブログか、一発でわかる
ようにしましょう。

決まったら、出来るだけそれに関する投稿に焦点
を絞りましょう。
そしてブログのタイトル周辺を見れば、テーマが何である
かすぐわかるようにしましょう。

※実際書いてみるとわかりますが、テーマを絞った
方が書くことが見つかりやすいですし、筆も進み
ますよね。

2. コメントを推奨しよう。
Encourage comments.
  
コメントをオープンにして、コメントに返答しよう。
コメントからのフィードバックによって、あなたは自分の
ブログを分析することができるようになります。

またコメントの投稿はなるべく簡単にしましょう。
ユーザー登録は避け、それよりはスパム対策用のプロ
グラムを導入しましょう。

※つくばちゃんねるBlogの場合、「受け付ける」「
受け付けない」「会員のみ受け付ける」「承認後
受け付ける」の4パターンあるようですが、スパム対策
はバッチリしてくれているようですので、出来るだけ
「受け付ける」にしておきましょう。

また、他のブロガーさんの記事に積極的にコメントを
入れる(その際URL欄に自分のブログのアドレスを
入れること)ことも、自分のブログのアクセスアップにつ
ながります。


3.購読を簡単にしよう。
Make it easy to subscribe.

RSSやメルマガへの登録をおすすめしよう。
RSSのアイコンやメルマガ登録フォームは見やすい位置
に配置しよう。

※RSSとはウェブサイトの情報を配信するための規格
のひとつで、これを配信することで、読者側の情
報取得・整理が容易になる仕組みです。

自分のブログをRSSリーダー(サイトを巡回して更新情
報を取得し知らせてくれる仕組み)に登録してもら
うことで、タイムリーに記事を読んでもらうことができ
ます。

つくばちゃんねるではRSS1.0、RSS2.0共に対応
しているので問題はないと思います。
また、「読者になる」に登録してもらうことで、RSS
リーダーを使っていない人でもメールで更新情報を通
知することができます。

4.「このサイトについて」ページをつくろう。
Include an About page.

自己紹介ページを作りましょう。
あなたがどこの誰なのかを読者に知らせましょう。
できれば写真を入れるといいでしょう。
できる範囲で自分の仕事や生活について紹介し
てみましょう。

※現在殆どのブログには「プロフィール」欄が設けられ
ているので、そちらにできる範囲内で自分の情報
を公開されると良いでしょう。

5.アイディアは図や写真で紹介しよう。
Present your ideas visually

ブログでは長い文章は読まれません。
適度に図や写真を入れて読みやすくしましょう。
良いブログはたいていビジュアルをうまく使っています。

※「きっこのブログ」のように、テキスト(文章)オンリーの
長文ブログでも中身が面白ければ、ビジュアルなど
使わなくても読者を掴むことは可能です。

しかし、これはネタと文章力、双方が魅力的でない
と難しいので相当な力量を必要とされます。

逆に、写真などビジュアルが素晴らしいと、それだけ
で読者の心を掴むことも可能です。

簡単なもので良いので、画像加工ソフトが使えるよ
うになるといいですね。

6.文章は短めに、ポイントを明確に。
Keep posts short and to the point.

できるならば文章は短めにしましょう。
さらっと読める文章が理想です。
この文章もそうですが、長い場合は小見出しをつ
けるなど工夫しましょう。

※「読みやすい文は、一行30字で二行まで…」な
んて言う方もいます。

接続詞を多用した、だらだらと長い文章にならない
よう、意識して一文を短くした方が読んでもらえる
ようです。

7.小見出しを活用しよう。
Use subheadings for long posts.

長い文章になってしまう場合は小見出しを活用し
ましょう。
またトップページが長くなりすぎないように「続きを読
む」機能を入れてもいいでしょう。

※6とカブりますが、長い文章は段落に区切って小
見出しを付けると読みやすくなりますね。

「続きを読む」は投稿の際「追記」に続き部分を書
くことで出来ます。

あなたのサイトを開いたときに、トップページに最新の
記事1つしか表示されないよりも、いくつも記事が
表示された方が、より読者の興味も惹けると思い
ます。

8.リンクをたっぷり使おう。
Link abundantly.

積極的にリンクを使って読者を増やしていこう。
トラックバックも良いでしょう。
あなたが他のブログについてどう書いているか、そ
のブログに知らせることが大事です。

※同じテーマで書いているブログなどとは積極的に
リンクを貼ると、よりサイトが充実し、読者を増やせま
すね。

トラックバックや相互リンクなど、自分のブログへの被リン
クが増えると、検索エンジンにも引っかかりやすくな
って効果的です。

9.タイトルに気を使おう。
Make headlines descriptive.

読者はまずタイトルだけを斜め読みします。
そこでひっかかるものがなければあなたの文章
が読まれることはありません。
「タイトルのつけ方」に関するブログを読んでタイトルに
工夫を凝らすようにしましょう。

※タイトルのインパクトは大切ですね。
「いっつ・あ・さくらがわーるど」も青木さんがこの
辺をきちんと考えてネーミングしていました。

「ブログのタイトル」で検索すると、参考になるサイトが
たくさん見つかると思います。


10.トピックごとに過去記事をまとめよう。
Archive by topic.

もしあなたのブログがあるテーマに関するブログなら、日付ごとよりも
トピックごとに過去記事をまとめましょう。
(ただし、日記風のブログなら日付ごとでも良いで
しょう)。
カテゴリーは10ぐらいが良いでしょう。
検索機能もつけましょう。

※これをきちんとやっておくと、自分の書いた記事
が「資料」として使えるようになります。

そのテーマに興味のあって、あたなのブログを訪問し
てくれた人にとっては絶対必要ですし、自分も後
で読み返す時に便利です。

ただしカテゴリーが多すぎると逆に見づらくなるので
注意が必要です。

11.記事の最後に関連記事をつけよう。
Include a list of related posts beneath each post.

記事の末尾に関連記事のリストをつけることによっ
てページビューを伸ばすことができます。
せっかく来てくれた読者にはたくさん読んでもらい
ましょう。

12.あなたの連絡先がわかるようにしよう。
Allow users to contact you offline.

読者によってはあなたに直接連絡をとりたい場合
があるでしょう。
出版や執筆などのお誘いがそうです。
こうしたケースではブログのコメント欄では不十分です。
お問い合わせフォームやメールアドレスを載せるようにし
ましょう。

※hotmailやgmailなどフリーメールで十分ですが、きち
んと定期的にチェックできるメアドを掲載しておきまし
ょう。

13.あなたの意見を載せよう。
Present your real viewpoint.

読者はあなたの個人的な意見に興味があるので
す。
プライバシーに問題がない程度に、自分が日々考え
ていることをまとめるようにしましょう。

※確かにどこかのサイトから拾ってきたようなもの
ばかり載せているブログもありますが、やはり魅力
に乏しいですね。

他人のブログは「読む」のではなく「覗く」のだと言う
人もいるくらいで、他人の生の意見こそが魅力な
のだと思います。


14.将来のことも考えてブログを書こう。
Write for your future employer.

ブログはずっと残っていくものです。
ひょっとしたらあなたは将来転職するかもしれま
せん。
そうしたときに問題がないように今から気を使っ
ておきましょう。

※4と矛盾するかもしれませんが、自分が容易に
特定されてしまうようなブログを書く時は、オフィシャル
なものだということを意識して書いた方が良いで
すね。

安易に他人の悪口などは書くべきではないでしょ
う。

15.「人気記事」コーナーを作ろう。
Include a Top Posts section.

あなたのブログで何が人気の記事なのかがわか
るようにしよう。
サイトバーにランキングを貼り付けるのがよいでしょう。

※なかなか記事毎の分析は難しいですが、これ
が出来たら確かに良いですね。


16.目次ページを作ろう。
Provide an index.

記事タイトルが一覧できるようなページを作ろう。
そうすれば初めて訪れた人が、あなたのブログに
ついて理解しやすくなります。

※これもシステムになければ、結構大変な作業に
なるかもしれませんが、あったら嬉しいですね。


17.独自ドメインをとろう。
Get your own URL and match it to your blog’s title.

ブログのタイトルとURLが統一されていれば覚えても
らいやすいはずです。
すべての読者がRSSリーダーを使っているわけでは
ないことを理解しましょう。

※マストではないですが、あればよりgood。


18.最新記事一覧を作ろう
Include a Recent Posts section in your sidebar.

サイドバーに最新記事一覧を貼り付けよう。
特に長い記事を書いている場合は、横にそうした
情報があるとあなたのブログが何のブログなのかが
わかりやすくなるでしょう。

※殆どのブログにはサイドバーに標準で設置されて
いるので、あとは設定で、いくつの記事を表示さ
せるかでしょう。

19.コメントしてくれた人に報いよう。
Reward commenters for commenting.

可能ならばコメントしてくれた人のランキングを作りまし
ょう。
そうすることにより、あなたのブログをコミュニティ化す
ることができますよ。

※アメリカのブログにはこういう機能もあるのかな?

20.たくさん投稿しよう。
Post often.

定期的かつ頻繁に投稿することにより、あなたは
どんどん自分のテーマに詳しくなっていくことでしょう。
また読者も頻繁にコメントを残してくれるはずです。
そしてたくさんの投稿をすることにより、コンテンツが
増え、検索エンジンからもっと多くの読者を呼び込む
ことができるようになります。

※これが一番大事でしょうね。
更新頻度の高さは、多少の内容の貧弱さを補っ
てくれると自分は思います。

以上「ブログの有用性を高めるための20の秘策」
を書いてみたわけですが、これがすべて正しいと
言うわけではありません。

自分のオリジナリティを追求することも大切ですし、自
分が楽しく書けることが一番です。

ただ、より多くの人に読んでもらえるということは
ブログを続ける上ではとても大切なことでもありま
す。

この記事が参考になれば幸いです。

なお、元記事は以下をどうぞ。
他にも色々紹介されています。

『 I'd Rather Be Writing 』

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Posted by ug at 18:10│Comments(4)ざっき
この記事へのコメント
すごいですね~思わず一番下までスクロールしながら何個あるの?これ全部やったら話題のブロガーになれるんだ!でも出来ないよ(笑 とつぶやいてしまいました。 興味深い内容参考にさせていただきまっす♪猫のブログとかだと猫にしゃべらせておけばいいから楽なんですけどね\(^o^)/
Posted by つくつく at 2008年05月23日 14:23
あれれ
ブログやってみようかな何て思っちゃいました!
あとで詳しく教えてもらいに行きま~す。
Posted by infield at 2008年05月23日 16:01
>>つくつくさん

ありがとうございます。
でも、既につくつくさんのブログは素晴らしく魅力的
ですから、こんなのを見るまでもないのではないで
しょうか。

これはコツみたいなもので、人によっては「だから
なんだ」って言われちゃうようなことかもしれませ
んし、やっぱ楽しく続けられるのが一番ですよね。

猫ブログも楽しみにしています。
(しかし、10匹って凄いですね^^;)
Posted by 代表ug at 2008年05月23日 17:35
>>infieldさん

是非ブログやりましょう。

読まれるとか読まれないとか関係なく、表現する
というのか、吐き出すというのか、心の中に留める
だけでなく、書き残すって結構楽しいですよ。
Posted by 代表ug at 2008年05月23日 17:37
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