2013年01月08日

最高に面白い本大賞!?

最高に面白い本大賞!?

芥川龍之介の写真が表紙を飾る雑誌『一個人』別冊(1月号増刊)は、「2012年度決定!最高に面白い本大賞」

サブタイトルは「全国カリスマ書店員180人が本気で選んだ15部門150冊!」となっております。
「180人もいたらカリスマとは言わんだろ!」だの、「この手の雑誌は実際のところあまり参考にならないんだ」などと、ブツブツ文句を言いつつも、ついつい買ってしまう私。

で、やっぱり大して参考にはならなかったりするのであります。

大体「大賞」を謳っておきながら、大賞作品なんて掲載されてないし。

文芸、ミステリ国内、ミステリ海外、新書、文庫・文芸、文庫・ミステリ、文庫・時代小説、ノベルス、歴史ノンフィクション、ビジネス、エッセイ・ノンフィクション、経済・金融、理工、趣味・実用、コミックの15部門にトップ10を並べただけ。

他にも、部門毎に売上ランキングトップ30が掲載されていて、新書部門なんかを見る限り、たぶんカリスマではないだろう書店員の皆さんの選んだ本と、ほとんど変わらない。

文庫版が出てますます売れ行きを伸ばす『1Q84』の村上春樹特集などいらないので、もう少し丁寧にわかりやすく「面白い本」の紹介をして欲しかったです。

まぁ、150冊のうち1冊でも「読んでみようかな?」というものがあれば良いかな?と思うことにします。

そんな私の食指が動いたのは、新書部門第2位『重力とは何か』(大栗博司著 幻冬舎新書)、同部門8位『見てすぐできる!「結び方・しばり方」の早引き便利帳』(青春新書プレイブックス)、理工部門8位『面白くて眠れなくなる物理』の3冊。

『ローマ人の物語』に挫折したら、読んでみようと思います^^;

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