さくらがわーるどからこんにちは

昨日(5/14)撮影

実生って言うんですわ。

ｿﾒｲﾖｼﾉはたった1本の木からずーっと接ぎ木で作
られてきた(「ｸﾛｰﾝ」てことです)もんやから、雌しべ
が退化してしもうて、種すら作れまへん。

自生(野生)種の山桜は、種からでも育ちます。

この種から育った山桜は、人間と同じで1本として
同じDNAがありまへんのや。

てことはこれまた人間と同じで、顔形(花や新芽の
色、形)も十人十色ってことですわな。

咲く時期だってｸﾛｰﾝ桜であるｿﾒｲﾖｼﾉみたいに「み
んな一緒に…」ってことはあらしまへん。

だから山桜では「開花前線」だの「開花予想」は成
立しませんわな。

さて、そんな山桜の実生をﾌﾟﾗﾝﾀｰで育ててるんや
けども、元々ﾋﾈた苗やったんで、かなり紆余曲折
ありましてな…

それでもなんとか18本中11本が育ってくれてます。


去年の6/25の実生(5/5植え付け)

接ぎ木の台木にしてしまうって手もあるんやけど、
なんとなくこのまま育ててみたい気分ですな。

どんな花が咲くのやろ？と、これぞ実生の楽しみっ
てﾔﾂですわ。ﾊﾊﾊ。

ってなんで京都弁やねん。