2014年03月06日
2ちゃんねるの転載禁止が波紋…まとめサイト管理人のイタい反応
ネットにカブレたことのある方なら「2ちゃんねる」を知らない方はいないでしょう。
かくいう私も、黎明期から存じておりますが、当時は(今も?)「私、2ちゃんねらーです」なんて人前で言ったら、人格を疑われてしまうようなアングラなかほりのするサイトでございました。
知らない方のために簡単に解説しますと、2ちゃんねるとは、 『「ハッキング」から「今晩のおかず」まで』というキャッチフレーズが表すように、ありとあらゆるジャンルの掲示板(板と呼ぶ)に、膨大な数のスレッド(スレ)が立ち、日に300万を超える投稿数があるという、日本最大の電子掲示板サイトです。
当時はICTといえば、こうした掲示板が主流でした。
その後、ブログが普及し、mixiにはじまるSNSの台頭によって、年々利用者は減っているようですが、それでも現在も1000万人を超える利用者がいるそうです。
略して「2ちゃん」などとも呼ばれる同掲示板の最大の特徴は、匿名の投稿ということ。
それ故に誹謗中傷などの投稿も多く、個人名が晒されたり、名誉毀損などによる裁判ざたも度々起こっています。
そんな2ちゃんねるの膨大な投稿記事を転載してまとめた「まとめサイト」は人気が高く、某サイトは、一日1億PV(ページビュー)を稼いだこともあったといいます。
これだけのアクセスがあると、アフィリエイトなどの収入も大きく、まとめサイトの運営で食べている「大手サイト」なども数多く誕生しました。
そんな2ちゃんねるの記事をまとめた「大手サイト」の中には、アクセスを稼ぐために書き込みを恣意的に編集したり、誤った情報を真偽の検証をしないまま掲載したり、ひどい時には書き込み自体を捏造したりもしていたそうです。
当然被害を受けた企業や個人からクレームが来るようになるわけですが、これに対してまとめサイト運営者は、記事を削除するだけで謝罪もないままだったといいます。
見かねた2ちゃんねる側が、こうしたまとめサイトに対して「転載禁止」の措置を講じたことから波紋が広がりました。

当然転載ができないとなると、まとめサイトはこれまでのような記事を載せることができません。
まとめサイトにとっては死活問題です。

投稿者欄にも「転載禁止」の文字が…
大手のサイトではないようですが、そうしたまとめサイトの管理者がはてなダイアリーに投稿した記事が↓
『零細まとめブログ管理人だが言いたい事がある 』
いやはや、非常にイタい記事です。
もちろんコメント欄には、この投稿者に対するバッシングの言葉が並ぶわけですが、果たしてこうした反応を見越しての「ネタ」なのかどうかまではわかりません。
しかし、
でも、私が思うに、こうしたまとめサイトって、他人のふんどしで相撲を取っているようなもんですから、リスクは織り込み済みのはずなんですよね。
ましてや、それを「悪用」したりすれば、今回のような事態になることくらいわかるはずなんですけどね。

まとめサイト作成支援ソフトも販売終了に…
運営方法の変更を考えているサイトがある一方、まとめサイトをまるごと売りに出しているところ(200万円を超えるサイトも)もあるようですが、2ちゃんねる側も、
本日覗いてみたところ、トップページ(入り口)には、↓のような利用規約に変わっておりました。

意味合いはよくわかりませんが、どうやら「規制緩和」の動きのようです。
正直、私はこれまでもこうしたサイトを訪れることはほとんどありませんでしたし、検索すると上位に表示されていて邪魔だったので、ちょっと嬉しいニュースではあったんですが、一連の流れを見る限り、残念ながら今後も減ることはなさそうです。
『2ちゃんねる』
当時はICTといえば、こうした掲示板が主流でした。
その後、ブログが普及し、mixiにはじまるSNSの台頭によって、年々利用者は減っているようですが、それでも現在も1000万人を超える利用者がいるそうです。
略して「2ちゃん」などとも呼ばれる同掲示板の最大の特徴は、匿名の投稿ということ。
それ故に誹謗中傷などの投稿も多く、個人名が晒されたり、名誉毀損などによる裁判ざたも度々起こっています。
そんな2ちゃんねるの膨大な投稿記事を転載してまとめた「まとめサイト」は人気が高く、某サイトは、一日1億PV(ページビュー)を稼いだこともあったといいます。
これだけのアクセスがあると、アフィリエイトなどの収入も大きく、まとめサイトの運営で食べている「大手サイト」なども数多く誕生しました。
そんな2ちゃんねるの記事をまとめた「大手サイト」の中には、アクセスを稼ぐために書き込みを恣意的に編集したり、誤った情報を真偽の検証をしないまま掲載したり、ひどい時には書き込み自体を捏造したりもしていたそうです。
当然被害を受けた企業や個人からクレームが来るようになるわけですが、これに対してまとめサイト運営者は、記事を削除するだけで謝罪もないままだったといいます。
見かねた2ちゃんねる側が、こうしたまとめサイトに対して「転載禁止」の措置を講じたことから波紋が広がりました。
当然転載ができないとなると、まとめサイトはこれまでのような記事を載せることができません。
まとめサイトにとっては死活問題です。
投稿者欄にも「転載禁止」の文字が…
大手のサイトではないようですが、そうしたまとめサイトの管理者がはてなダイアリーに投稿した記事が↓
『零細まとめブログ管理人だが言いたい事がある 』
いやはや、非常にイタい記事です。
もちろんコメント欄には、この投稿者に対するバッシングの言葉が並ぶわけですが、果たしてこうした反応を見越しての「ネタ」なのかどうかまではわかりません。
しかし、
ある日勤めていた会社から「お前明日から出社しなくていいから」って言われた様なもんだ
という気持ちはわからないでもないです。でも、私が思うに、こうしたまとめサイトって、他人のふんどしで相撲を取っているようなもんですから、リスクは織り込み済みのはずなんですよね。
ましてや、それを「悪用」したりすれば、今回のような事態になることくらいわかるはずなんですけどね。
まとめサイト作成支援ソフトも販売終了に…
運営方法の変更を考えているサイトがある一方、まとめサイトをまるごと売りに出しているところ(200万円を超えるサイトも)もあるようですが、2ちゃんねる側も、
まとめサイトがお金になる限りは、世の中からなくなることはないです。
掲載禁止措置をしても、悪意を持って無視するサイトが存在するように、まとめサイト絶滅というのは無理です。
本日覗いてみたところ、トップページ(入り口)には、↓のような利用規約に変わっておりました。

意味合いはよくわかりませんが、どうやら「規制緩和」の動きのようです。
正直、私はこれまでもこうしたサイトを訪れることはほとんどありませんでしたし、検索すると上位に表示されていて邪魔だったので、ちょっと嬉しいニュースではあったんですが、一連の流れを見る限り、残念ながら今後も減ることはなさそうです。
『2ちゃんねる』
Posted by ug at 15:00│Comments(0)│ざっき
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