2013年05月31日

まさに完熟



「ソメイヨシノには実がならないと言われるけれど…」で紹介した写真には、ほんのり赤らんできた山桜の実が写っていますが、現在は↑の写真のように、真っ黒に完熟しています。

ここまで熟す前に落ちてしまうものもありますが、この状態が種拾い(種摘み)の適期なのです。  »続きを読む

2013年05月30日

萎える~


「10年間品質保証」スコップの堀り初め!!…固っ!!

さて、「10年保証スコップ」の掘り初めをしようと、公園にやってきた私が向かったのは、2006年に日本花の会東京多摩支部のみなさんが訪れた際に、交流の記念にと植樹していただいた5本の桜たちでした。

7年を経て立派に実をつけるほどに生長してはいてもまだ「若木」、幹周も小さいし、平坦なところに植えてあるので楽かな?と思ったのですが、勇んでスコップを地面に突き刺してみれば…  »続きを読む

2013年05月29日

「10年保証」の決意



午前中にsspや桜川花の会のみなさんと行った施肥作業の後、私はひとりその後も…

ということはなく、本業を少々と別件のsspの仕事をこなしてから向かったのはホームセンターでした。  »続きを読む

2013年05月28日

「お礼肥」作業の報告



「お礼肥」作業を行った一昨日は、午後からもスケジュールが立て込んでいて、その上夕刻からは社務所にて楽しい打ち上げまで行ってしまったので、報告が遅くなりました。

遅ればせながら「お礼肥」作業のご報告を。
  »続きを読む

2013年05月27日

枝垂れ(シダレ)桜


糸桜(櫻川磯部稲村神社)

「枝垂れ桜」を知らない人はいないでしょうが、枝垂れ桜という品種があのではなく、単に生長の早い枝が自重に耐えられなくなって垂れ下がってきたものだということを知る人は少ないようです。

本来は上に向かって伸びる枝が、柳のように枝垂れる姿が珍種として重宝され、古くから様々な園芸品種が作られてきました。  »続きを読む

2013年05月26日

「お礼肥」作業中




本日朝9時より、桜川磯辺稲村神社にて「お礼肥」の作業をしております。

10名ほど集まってくれたので、作業も捗ってます。
  



正直言うと「桜守」という言葉を容易に使いたくないなという気持ちがあります。

でも、「管理者募集」では、なんだか業務委託みたいで変だし、「桜の保護ボランティア」も何となく違うような気がするんですよねぇ。  »続きを読む



昨日、お札に描かれたサクラの話の中で「日本の国花であるヤマザクラが…」と書きましたが、日本の場合、「国花」はきちんと法律で決まったもの(成文法)はなく、慣習法と言われるいわば“暗黙のルール”として使われています。

そんな日本の国花は、実はひとつではなくて、「菊」と「山桜」の2つが使われてきました。  »続きを読む

2013年05月23日

年中見られる桜



このところ、シリアスな話ばかりで、このまま続けているとさすがにどん引きされそうなので、本日はお気楽な桜の話をひとつ。

みなさんが毎日目にしている桜…

トップの画像でネタバレしていますが、お金に描かれた桜の話です。
  »続きを読む

2013年05月22日

100年前の名勝「桜川」



我々が名勝「桜川」の復活に取り組むにあたり、いつも念頭にあるのが石倉翠葉氏です。

詳しくは「桜川のサクラHP」にある「『櫻川事蹟考』と石倉翠葉(重継)」をごらんいただくとして、石倉翠葉氏の尽力がなければ、たぶん国から「名勝」の指定を受けることもなかったし、その後の「天然記念物」指定もなかったろうと思います。  »続きを読む

2013年05月21日

第106回定例会



昨日は第106回のssp定例会でした。

今年の開花シーズンにおける我々sspの活動の総括と、来年度に向けての活動方針を話し合いました。
  »続きを読む

2013年05月21日

サクラの寿命


たぶん公園周辺で一番古い山桜(樹齢100年超?)

先日の『「弘前桜まつり」リポート(桜編)』でも触れましたように、弘前公園の桜を管理している樹木医の小林勝氏は「桜には寿命がない」と話されていますが、果たして“一般的に”桜の寿命はどれくらいと言われているかご存知ですか?

そもそも桜の寿命が話題になったのは、21世紀を迎えようとする1990年代後半でした。
  »続きを読む



土曜日でしたが、茨城新聞に「筑波学院大生が気仙沼にサクラを寄贈」の記事が載っていました。

東日本大震災で境内の桜を失った宮城県気仙沼市の厳島神社に山桜を贈ろうと、筑波学院大学4年の大坂間さんと黒田さんが学生から寄付を集い苗木を購入、これを同神社に植樹するというものでした。
  »続きを読む

2013年05月19日

衰退の兆候



一昨日「早急になんとかせねば…」で、磯部桜川公園の山桜の樹勢の衰えについて書きましたが、枯死寸前の桜は誰が見ても一目瞭然です。

しかし、枝も葉もしっかりしていて一見何ともないように見える桜にも、衰退のサインを出しているものが多数ありました。
  »続きを読む



今朝、県庁近くのソメイヨシノ並木で、真っ赤になった実を発見。

だから?と言われそうですが、一般的にソメイヨシノには実がならないと言われているんです。  »続きを読む



本格的に山桜の樹勢回復に取り組もうと話し合った翌日、「まずは健康診断に…」と、磯部桜川公園を訪れてみました。

約半月ぶりに見る公園は下草が伸び、「夏草や兵どもが夢の跡」を彷彿とさせる姿でしたが、それよりもいつもながら感じるのは、この密植具合と樹勢の悪さです。
  »続きを読む

2013年05月17日

機は熟した!!



2005年の設立以来様々な活動を行ってきた我らsspですが、何かをしようとする時には不思議とメンバー間に共鳴現象が生まれていて、それが思いもかけない力になってきました。

活動9年目を迎えた今年、まるで暗黙の了解のように「山桜の樹勢回復」への機運が高まっています。
  »続きを読む

2013年05月17日

「開花情報」の精度



一昨日紹介したweathernewsの「さくら.Ch」では、会員による「マイ桜」の開花情報の他に、「桜名所」を基準にした開花情報も表示されています。

昨日の「お花見人気スポット」には選ばれていない当地の桜も、weathernewsでは「磯部桜川公園」が、県内9か所のうちの1つとして桜名所に選ばれており、個別の開花情報ページが設けられています。
  »続きを読む



そもそも、国指定「名勝」でありながら、「日本さくら名所100選」※にも選ばれていない桜川のサクラなので、毎年春になると刊行される「全国お花見スポット」なるMOOK誌や、同様のWEBサイトにはほとんど興味がありません。

しかし、ある地域の桜を調べようとすると必ず上位に表示されるので、必然的に目にする機会が増えてしまいます。  »続きを読む


読者の投稿によって全国の開花状況がわかるweathernewsの「さくら.Ch」については以前も書きましたが、同サイトに今年「Sakura Simulator 2009-2110」なるコーナーが出来ました。

これは、地球温暖化による気温変化で100年後の桜の開花状況がどうなっているかシミュレーションしたもの。
  »続きを読む