2014年07月27日
遊べるK(軽)carが絶好調!!…秋にはCOPEN Xモデルも発売に

『made for Japan…カッコよすぎるニッポンのスーパーKcar!!』で紹介しました、「遊べる軽カー」が好調です。
記事で紹介した軽自動車の中で最初に発売された「SUZUKI HUSTLER」は、1月の発売以降の累計販売台数が、月販目標の約3割増のペースで伸びているそうです。

軽のSUV(スポーツユーティリティービークル)として、趣味に合わせた多彩なオプションの用意された「ハスラー」は、デザインの良さもあり、私も売れるだろうなという予想はしていました。

特に海や山に出掛ける機会の増える夏のシーズンには、ピッタリの車でしょう。
ガソリン価格が高止まりしている今、維持費が掛からず、燃費の良い軽が人気を集めるのも納得がいきます。
『SUZUKI HUSTLER』

さて、ハスラーの売れ行きは予想できたとして、私が気になっていたのは、先月発売となったダイハツの「COPEN」です。

HONDA S660が、軽とは思えない本格的なスポーツカーとして発売される見通しの中、ややデフォルメされた感じの「COPEN」は、初代から大きくイメージの変わったデザインもあり、果たして売れるのだろうか?と気になっていました。
ところが、いざふたを開けてみれば、これがまた絶好調。
発売から1ヶ月で、販売目標の6倍に当たる4千台を受注したそうです。
記事でも紹介しましたが、「COPEN」はモーターショーでの発表時にも、スタイリッシュなデザインのTYPE-Rと、バンパーやフェンダーがゴツイ印象のTYPE-Xの2種類が用意されていました。
今回発売になったのは、当時はTYPE-Rと呼んでいた「Robe(ローブ)」というモデル。

約20秒で自動開閉する「Active Top」
「DRESS FORMATION」と呼ばれる、着脱可能な樹脂外板で、エクステリアデザインをセミオーダー感覚で変更出来るところから、まるで服を着替えるようなという意味で衣装=Robeと名付けられたそうです。


TYPE-Xと呼ばれたモデルも、「X(クロス)モデル」とネーミングされ、今秋には発売予定となっています。

今秋発売予定の「COPEN Xモデル」
「Robe」よりも個性の強い「Xモデル」は、趣味が分かれそうで、果たしてどれくらい売れるのか気になるところです。
『DAIHATSU COPEN』

さて、ここまでは予定通りということでしょうが、売れ行きに後押しされてか、更にCOPENの第3のモデルが発売されるという情報が飛び込んできました。
しかも、「Robe」や「Xモデル」とは、明らかにイメージの違うモデルです。

みなさんこれを見て「あ、初代コペンだ」と思ったのではないでしょうか。
よく見てみると、ドア周りのパーツなどは「Robe」のものをそのまま流用しており、ある意味上述の 「DRESS FORMATION」の延長なのかな?という気がしないでもありません。
丸いライトとナローなデザインのフロント周りは、シャープなイメージの「Robe」とは正反対と思っていましたが、意外や違和感なくまとまっています。
前回の記事でも書いたように、初代コペンの人気が高かったにもかかわらず、今回のモデルがまったくイメージの違うデザインになっていたので、「別な車名にすれば良かったのに」と思っていましたが、これで初代コペンファンも納得のモデルとなるのではないでしょうか?
気になる発売時期は、今のところ来年中頃と言われているようですが、この時期にはいよいよHONDA S660も発売になる予想です。
ミドルクラスのスポーツカーの人気がなくなって久しい昨今、日本の誇るKカーが、またスポーツカーブームを再燃させてくれるのでしょうか?
車への関心が薄いと言われる最近の若者が、どんどんこうした車に乗ってくれるようになると良いですね。
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Posted by ug at 01:33│Comments(0)│ざっき
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