さくらがわーるどからこんにちは

従兄弟から借りたままの17年落ち'91HONDA XL
250Degree。

ﾊｰﾚｰだったり、ﾄﾞｶだったり、ｶﾜｻｷだったりのRO
CKを彷彿とさせるﾊﾞｲｸとはおよそ程遠い。

しかし、“不人気車”と呼ばれ、殆ど知る人もいな
いこのﾊﾞｲｸは、多少力不足であることと、ﾌﾛﾝﾄか
らｺｹた時の恐怖を除けば、足としては最高だ。

ｽﾍﾟｯｸによると45km/lと燃費も良いし、何よりｵﾌ
車のくせに、ｵﾝﾛｰﾄﾞ車以上に足つきが良いのに
は驚いた。

しかし、さすがに17年も経ったﾊﾞｲｸは、あちこちに
経年劣化の跡が伺え、なんとなくくたびれた感じ
は否めず・・・

最も古さを演出しているのは、やはりﾌﾛﾝﾄﾌｫｰｸの
ﾌﾞｰﾂだろう。



ひび割れってことはないのだけど、元々赤だった
はずが色褪せて、白っちゃけたﾋﾟﾝｸ色とでも言お
うか、とにかく“へぼけた”色なのだ。

これだけでもｷﾚｲになれば、多少は元気そうに見
えるかな？と思い、ﾎｰﾑｾﾝﾀｰに日用品を買いに
行ったついでに缶ｽﾌﾟﾚｰを買ってきたのだった。

で、そのうちやればいいかとも思ったのだけれど、
何事先送り体質な自分が、ここでやらなかったら
たぶんきっと何ヶ月も・・・いや、結局やらずに終
わってしまうだろうことは容易に想像できた。

折しも他の予定が狂ったのを機に、自分を奮い立
たせ、ちゃっちゃとやってしまおう。



まず、濡らしたﾀｵﾙでてきとーに掃除。



缶ｽﾌﾟﾚｰは「ﾎﾋﾞｰ用」ってﾔﾂ。
100mlで500円くらいだった。

ﾌﾞｰﾂを止めるｸﾗﾝﾌﾟを緩めてから、やる気のない
ﾏｽｷﾝｸﾞを・・・



ﾏｽｷﾝｸﾞﾃｰﾌﾟじゃなくｸﾗﾌﾄﾃｰﾌﾟだったりと、相当な
手抜き。



ﾏｽｷﾝｸﾞが甘いので、本当はもっと離してｽﾌﾟﾚｰす
べきところを至近距離から塗布。

それでもﾀﾞﾚることもなく、色乗りも問題なし。



乾くのを待つ間に、反対側にもﾏｽｷﾝｸﾞ&ｽﾌﾟﾚｰ。



乾いたら手でｸﾞﾙｸﾞﾙとﾌﾞｰﾂを回し、裏側も塗布。

本当はもう少し重ね塗りするべきなのは重々承
知だが、暑いしかったるいのでこれで終わり。



どうだろう？
多少はやる気ありそうに見えるようになったか？



まぁ、少なくとも前よりは良いと思う。

事故の後遺症である恐怖心と闘っても、こいつに
またがる気になってきた・・・かな。