2013年04月24日
里の敵を山で討つ

4/1の磯部桜川公園
今年は異常に早い開花で、花期も短かかった上に見頃の時期の週末は天気が大荒れと、市街地の桜は残念な年でした。
「咲き始め」の翌日には「ほぼ満開」、その2日後には「散り始め」のような咲き急ぎ方で、私も「今が見頃です」と案内するタイミングを失ってしまったほどです。

振り返れば、3/31か4/1辺りがピークでしたが、その時は「まだまだこれから」と思っていたのでした。
4月第1週の天候が不順だったことも、ピークを感じられなかった要因でもありました。
しかも、例年のピークは4/10前後なんですから、まさか10日も早くピークを迎えるとは思ってもみなかったのです。

今年はほとんど山桜をアップで見られかったのが心残り
開花情報担当の私がこんなですから、櫻川磯部稲村神社でガイドをしているメンバーも大変だったんじゃないかなぁと思います。
ただ、上述の通りピークになるはずだった土日が雨(時に暴風雨)だったせいか、混雑しちゃって大変…ということにはならなかったようです。
そんな市街地を見ていたせいで、里山(高峯)の山桜も同様の咲き方か?、と神経をぴりぴりさせていたんですが、これが里山の桜は開花時期こそ早かったものの、その後の進行は実にゆっくりとしたペースで、例年にない見事な景色を見せてくれたのでした。

自生の山桜の強さをしみじみと感じた年でもありました。

特に「赤芽」と呼ばれる、真っ赤な新芽(葉芽)の山桜が今年は素晴らしくて、花の最盛期も良かったのですが、その後の“春の紅葉”と呼ばれる山桜の芽吹きの時期は最高でした。

真っ赤な芽が特に今年は目立つ年でした
しかも、これが少しずつ景色を変えながら、これまでになく長い時間私たちの目を楽しませてくれました。

赤芽の特に目立った雨巻山
高峯の本格的な開花は4/4で、4/6、4/7にはピークを迎えましたが、その第1陣のサクラが散った後の“春の紅葉”は4/10、4/11くらいがピークだったかと思います。
しかし、その後も15日くらいまでは十分堪能できました。
開花からは実に2週間も頑張ってくれたわけです。
これには天候や気温も大きく関係していると思いますが、それらを含めて、市街地よりも山の桜が際だって良かった年でした。
さて、来年はどんな景色を見せてくれるか…
この辺りも山桜ならではの楽しみではないでしょうか。
Posted by ug at 09:00│Comments(0)│サクラぐるひ
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