2013年05月08日
元気に次世代が育っています

山桜の“サクランボ”
連休最後に登った高峯で、新緑に染まった山桜をしみじみと見てきたのですが、しっかりと次世代の桜が育っていました。
自生の桜は、当たり前ですが実生で育ちます。

林道沿いに育つ山桜の幼木
実生とは種から育った植物のことを言うんですが、桜の場合、ただ実(サクランボ)が落ちただけでは発芽しません。
果肉に発芽を押さえる成分があるからです。
鳥などがその果肉を食べて、糞として落ちたものが初めて発芽するのです。
林道沿いで見つけた幼木は、幹こそまだか細いものの、しっかりとした葉をつけていました。

元気に育って欲しいけど、この場所ではちょっと厳しいかな?
あとで、公園にでも移してあげましょうか。
そういえば、われわれもそろそろ“次世代”を育てないとなぁ。
Posted by ug at 09:00│Comments(0)│サクラぐるひ
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