2013年05月07日
「弘前桜まつり」リポート(露店編)

開花情報では、本日いよいよ弘前公園内のソメイヨシノが満開を迎えたようです。
今年は関東周辺では記録的な開花の早さでしたが、東北では逆に遅れているそうで、「弘前さくらまつり」も予定では昨日まででしたが、桜の開花にあわせ明日までを準まつり体制として開催されるとのこと。
GW最終日となった昨日はもの凄い人出だったようですが、満開がGWを過ぎてしまったのは残念ですね。
さて、本日はそんな「弘前さくらまつり」リポートの締めくくりとして、「露店編」を書いてみたいと思います。
われわれが公園に入っていったのは、たぶんメインの入り口だろう市役所目の前の「追手門」からでしたが、ここから園内の桜を見て回っている間は、露店というものは一切ありませんでした。

また、市役所前の道路にも、ほとんど露天商は出ておらず、昨日報告した「追手門広場」でのイベントくらいだったのです。
ところが、追手門からでは反対側になる、護国神社のある四の丸に入ると景色が一変、そこには「壮観」と表現したくなるような露店群が待っていたのでした。


護国神社前の広場 周囲にはぐるっと露店が並んでいます

たぶん、私はこれだけの数の露店を見たことがありません。


これだけ広く歩道を取らないと、混雑して身動きがとれないのでしょう

最盛期にはこんな感じだそうです(画像:「弘前公園HP」)

(画像:「弘前公園HP」
しかも、野球グラウンド程の広さはあろう護国神社前の広場には、軒先で物を売る我々が普段目にしている露店が並び、北門から本丸へと向かう広い参道には奥に座敷を備えた、もはや露店と言うより立派な飲食店と言って良いような店が建ち並ぶという、ゾーンごとの棲み分けができているのです。

レトロな看板の「三忠食堂」

インパクトのある看板の「梅が枝」さん

なんと「豚足」までメニューにある「ふくちゃん」

ちゃんとサンプルまで置いてます しかも英語の解説まであり
露店の売り物も多種多彩で、目にしたことのないようなお店ばかりです。
もう一つびっくりしたのは、露店の建ち並ぶ一角には、お化け屋敷やオートバイサーカス、迷路やゴーカートなど、まるで遊園地にでも来たようなアトラクションまで設けられていたこと。

なんとお化け屋敷が出現

隣にはオートバイサーカスが

巨大迷路まであります
露店にも、おもちゃ屋さんが何軒もあるし、古式ゆかしい金魚“つり”や絵抜きなどのゲームが目白押し。

金魚“すくい”はありますが、なかなか「金魚つり」は見かけません

射的、ルーレット、数字あわせ、絵抜きなど多彩

「日米娯楽センター」は、まさにゲームセンター

もちろん「おもちゃ屋」さんも多数出店
子供にはたまらないでしょうし、親にとってはいくらお金があっても足りない状態ではないでしょうか?
飲食物の露店も、こちらのようなお好み焼きやたこ焼きのような一般的なものはごく一部で、本格的な品揃えの「花見だんご」を売る店や、何種類ものフランクフルトを売る店、豊富な品揃えの酒屋まで出店されていて、見ているだけでも飽きません。

こうした本格的なだんご屋さんが何軒も出店

種類豊富なフランクフルト
これだけの露店が軒を連ねるということは、地元の商工業者もこの時期は桜まつりに全力投球といったところなのだろうと思います。
事実、射的などの景品を乗せた軽トラックが地元設備屋さんのものだったりして、本業の傍ら、この時期は露店で商売に励んでいる姿も見られました。
また、膨大な露店とライトアップのための電気工事も相当でしょうし、園内には電気工事事業組合の立派な小屋まで設置されていました。

膨大な電気を使うんでしょうね(前を歩いているのは電気屋さん^^;)
これらを見ていると、しっかりと「地元にお金を落としてもらう」仕組みができているなぁ、と思います。
公園の内外には相当な数の広告入りの行灯が立ち並んでおり、これらのスポンサー収入も運営費に回されているのでしょうが、費用的な面でも他を圧倒する規模であろうことは十分わかりました。

公園の内外に並ぶ行灯
先日の「NHK仕事の流儀」の中で、小林さんが「“一所懸命さ”こそが、弘前の日本一」と言っていましたが、桜に対してのみならず、桜まつりに対する“一所懸命さ”も日本一のように思いました。
日帰りの弾丸ツアーだったので、じっくりと見て回ることができませんでしたが、次回は小林さんのお話を聞いたりしながら、もう少しゆっくり「視察」してみたいですねぇ。
というわけで、長々と何回にも分けて報告してきましたが、「弘前桜まつり」のリポートでした。
『弘前桜まつり』
さて、本日はそんな「弘前さくらまつり」リポートの締めくくりとして、「露店編」を書いてみたいと思います。
われわれが公園に入っていったのは、たぶんメインの入り口だろう市役所目の前の「追手門」からでしたが、ここから園内の桜を見て回っている間は、露店というものは一切ありませんでした。

また、市役所前の道路にも、ほとんど露天商は出ておらず、昨日報告した「追手門広場」でのイベントくらいだったのです。
ところが、追手門からでは反対側になる、護国神社のある四の丸に入ると景色が一変、そこには「壮観」と表現したくなるような露店群が待っていたのでした。


護国神社前の広場 周囲にはぐるっと露店が並んでいます

たぶん、私はこれだけの数の露店を見たことがありません。


これだけ広く歩道を取らないと、混雑して身動きがとれないのでしょう

最盛期にはこんな感じだそうです(画像:「弘前公園HP」)

(画像:「弘前公園HP」
しかも、野球グラウンド程の広さはあろう護国神社前の広場には、軒先で物を売る我々が普段目にしている露店が並び、北門から本丸へと向かう広い参道には奥に座敷を備えた、もはや露店と言うより立派な飲食店と言って良いような店が建ち並ぶという、ゾーンごとの棲み分けができているのです。

レトロな看板の「三忠食堂」

インパクトのある看板の「梅が枝」さん

なんと「豚足」までメニューにある「ふくちゃん」

ちゃんとサンプルまで置いてます しかも英語の解説まであり
露店の売り物も多種多彩で、目にしたことのないようなお店ばかりです。
もう一つびっくりしたのは、露店の建ち並ぶ一角には、お化け屋敷やオートバイサーカス、迷路やゴーカートなど、まるで遊園地にでも来たようなアトラクションまで設けられていたこと。

なんとお化け屋敷が出現

隣にはオートバイサーカスが

巨大迷路まであります
露店にも、おもちゃ屋さんが何軒もあるし、古式ゆかしい金魚“つり”や絵抜きなどのゲームが目白押し。

金魚“すくい”はありますが、なかなか「金魚つり」は見かけません

射的、ルーレット、数字あわせ、絵抜きなど多彩

「日米娯楽センター」は、まさにゲームセンター

もちろん「おもちゃ屋」さんも多数出店
子供にはたまらないでしょうし、親にとってはいくらお金があっても足りない状態ではないでしょうか?
飲食物の露店も、こちらのようなお好み焼きやたこ焼きのような一般的なものはごく一部で、本格的な品揃えの「花見だんご」を売る店や、何種類ものフランクフルトを売る店、豊富な品揃えの酒屋まで出店されていて、見ているだけでも飽きません。

こうした本格的なだんご屋さんが何軒も出店

種類豊富なフランクフルト
これだけの露店が軒を連ねるということは、地元の商工業者もこの時期は桜まつりに全力投球といったところなのだろうと思います。
事実、射的などの景品を乗せた軽トラックが地元設備屋さんのものだったりして、本業の傍ら、この時期は露店で商売に励んでいる姿も見られました。
また、膨大な露店とライトアップのための電気工事も相当でしょうし、園内には電気工事事業組合の立派な小屋まで設置されていました。

膨大な電気を使うんでしょうね(前を歩いているのは電気屋さん^^;)
これらを見ていると、しっかりと「地元にお金を落としてもらう」仕組みができているなぁ、と思います。
公園の内外には相当な数の広告入りの行灯が立ち並んでおり、これらのスポンサー収入も運営費に回されているのでしょうが、費用的な面でも他を圧倒する規模であろうことは十分わかりました。

公園の内外に並ぶ行灯
先日の「NHK仕事の流儀」の中で、小林さんが「“一所懸命さ”こそが、弘前の日本一」と言っていましたが、桜に対してのみならず、桜まつりに対する“一所懸命さ”も日本一のように思いました。
日帰りの弾丸ツアーだったので、じっくりと見て回ることができませんでしたが、次回は小林さんのお話を聞いたりしながら、もう少しゆっくり「視察」してみたいですねぇ。
というわけで、長々と何回にも分けて報告してきましたが、「弘前桜まつり」のリポートでした。
『弘前桜まつり』
Posted by ug at 19:00│Comments(1)│サクラぐるひ
この記事へのコメント
とてもおもしろい画像です。
もっと面白い画像がみたいです。
もっと面白い画像がみたいです。
Posted by 湯沢悠生 at 2024年02月02日 10:30
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