2014年03月04日
今年は「十輪寺」…「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン20周年

今年もはじまりました、おなじみ春のJR東海「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン。
昨年も書きましたが、あの「My Favorite Things」のBGMと長塚京三さんのナレーションを聞くと、「ああ、いよいよ今年もサクラのシーズンがやってきたんだなぁ」、という気分にさせられます。
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さて、そんな今年の「そうだ 京都、行こう」のキャンペーンスポットは『十輪寺』
京都の西端に広がる、かつては天皇や貴族たちが鷹狩りを楽しんだという丘陵地帯「大野原」に佇む小さなお寺です。
1999年の同キャンペーンのスポットとなった「善峯寺(よしみねでら)」の近くにあり、平安時代の三十六歌仙の一人在原業平(ありわらのなりひら)が、晩年に隠棲したお寺ということから、別名「なりひら寺」とも呼ばれています。
「鳳輦形」(ほうれんがた)と呼ばれる、御輿をかたどった本堂の屋根が珍しいお寺ですが、「三方普感の庭」と呼ばれる小さな庭の中心にあるしだれ桜が今年の注目のサクラです。
長塚京三さんが語るキャンペーンコピーも楽しみの一つですが、今年は
コピーが現しているように、あまり知られていないお寺のようで、よってこのしだれ桜を知る人も少ないでしょう。
で、思うんですが、キャンペーン20周年を飾るサクラとしては、ちょっと寂しくないですか?と。
これまでのスポットの中でも、一番地味そうなお寺だし、サクラなんではないでしょうか。
CMを見ても、これまで紹介されてきた円山公園のしだれ桜などと比べると、明らかに見劣りします。
加工の効いた画像も恒例なんですが、それもいまひとつインパクトに欠ける。

たぶん現実的な色はこんな感じだと思います(トップ画像と比較してみて)
20年もやっていると目新しいサクラもなくなってくるのかなぁ、と思ったのですが、調べてみるとこの「そうだ 京都、行こう」キャンペーン、繰り返し紹介されているスポットも多いんですね。
一番多いのが、あの佐野藤右衛門さんが桜守をしている「仁和寺」で、1994年、1997年、2001年、2010年と4回も取り上げられています。
他にも、「醍醐寺」や「平安神宮」、「上賀茂神社」、「二条城」、「円山公園」は、それぞれ2回ずつ取り上げられています。
インパクトのあるサクラがないのであれば、このように既出のサクラを別な角度から紹介しても良いと思うのですが、JR東海は路線変更をしたのでしょうか?
これまでを知る意味で、ここで「そうだ 京都、行こう」キャンペーン「春編」の20年を簡単に振り返ってみましょう。

20年も続いていますが、もともとは1994年の平安建都1200年事業に合わせたキャンペーンでした。
キャンペーン自体は1993年の秋から始まったんですが、桜を取り上げた「春編」が始まったのは1994年から。
スタート時はかなり欲張って、「銀閣寺」「円山公園」「平安神宮」「仁和寺」の4か所も紹介しています。

銀閣寺だけはポスターにサクラの絵がありませんでした
4か所も紹介したのは、たぶん上述のように、建都1200年事業に合わせた一回限りの企画だったからでしょう、いずれも京都の春を代表する名所です。
しかし、キャンペーンの反響が大きかったからか、「そうだ 京都、行こう。」は翌年1995年にも企画され、この年は「醍醐寺」、「上賀茂神社」、「寂光院」と、これまた京の名刹3か所が取り上げられています。
ただし、制作の手間や放送枠の問題もあってか、'94もそうでしたが、TVで放映されていたのは、このうち2か所だけです(他はポスターのみ)
この経験からでしょう、翌1996年からは2か所がキャンペーンのスポットになっていきます。
そして、1999年から現在のような1シーズン1か所というパターンになりました。

1シーズン1か所となった最初の年(1999年)は「善峯寺」
考えてみるとこのキャンペーン、私はどうしても「サクラ」に注目してしまうんですが、要は「京都に行ってみよう」という気にさせれば良いのであって、取り上げるお寺やサクラは、あくまで「イメージ」なんですね。
そう考えると「十輪寺」は、これまで何度も京都を訪れたことがある人たちにも、「まだ行っていない」スポットとして魅力的に映るのかもしれません。
そんな十輪寺について調べていたら、やや時期は過ぎたものの、実際に訪れた方(「TOM's Slow Life」)の写真を見つけました。

これだけ見ると、その辺のお寺にありそうな桜景色なので、「そうだ 京都、行こう。」風に加工してみました。

いかがでしょう?
屋根の上の支柱が見えたり、桜の迫力はいまひとつですが、元の写真よりは「見てみよう」という気になりませんか?
イメージは大切です^^;
そんな“イメージを大切にした”「そうだ 京都、行こう。」の歴代CMをもう一度すべて見てみました。
やはり、キャンペーンが始まったばかりの'94や'95辺りのCMは強く印象に残っていますが、私が一番気に入っているのは、昨年の「妙心寺退蔵院」ですね。
「そうだ 京都、行こう。」 2013年春 妙心寺 退蔵院CM
門をフレームにどんと“加工の効いた”枝垂れ桜も良いですが、なんと言ってもコピーが秀逸です。
そんな「十輪寺」を訪ねるツアーには、20周年記念スペシャルツアーなど、新幹線を使ったお得なプランが数多く用意されています。
「そうだ 京都、行こう。」のサイトで是非ご検討を。
『「そうだ 京都、行こう」キャンペーンサイト』
『「20周年記念スペシャルツアー」サイト』

さて、そんな今年の「そうだ 京都、行こう」のキャンペーンスポットは『十輪寺』
京都の西端に広がる、かつては天皇や貴族たちが鷹狩りを楽しんだという丘陵地帯「大野原」に佇む小さなお寺です。
1999年の同キャンペーンのスポットとなった「善峯寺(よしみねでら)」の近くにあり、平安時代の三十六歌仙の一人在原業平(ありわらのなりひら)が、晩年に隠棲したお寺ということから、別名「なりひら寺」とも呼ばれています。
「鳳輦形」(ほうれんがた)と呼ばれる、御輿をかたどった本堂の屋根が珍しいお寺ですが、「三方普感の庭」と呼ばれる小さな庭の中心にあるしだれ桜が今年の注目のサクラです。
長塚京三さんが語るキャンペーンコピーも楽しみの一つですが、今年は
まだ、知らない場所がある。
まだ、知らないことがある。
それがなんだか、うれしいんだなあ。
コピーが現しているように、あまり知られていないお寺のようで、よってこのしだれ桜を知る人も少ないでしょう。
で、思うんですが、キャンペーン20周年を飾るサクラとしては、ちょっと寂しくないですか?と。
これまでのスポットの中でも、一番地味そうなお寺だし、サクラなんではないでしょうか。
CMを見ても、これまで紹介されてきた円山公園のしだれ桜などと比べると、明らかに見劣りします。
加工の効いた画像も恒例なんですが、それもいまひとつインパクトに欠ける。

たぶん現実的な色はこんな感じだと思います(トップ画像と比較してみて)
20年もやっていると目新しいサクラもなくなってくるのかなぁ、と思ったのですが、調べてみるとこの「そうだ 京都、行こう」キャンペーン、繰り返し紹介されているスポットも多いんですね。
一番多いのが、あの佐野藤右衛門さんが桜守をしている「仁和寺」で、1994年、1997年、2001年、2010年と4回も取り上げられています。
他にも、「醍醐寺」や「平安神宮」、「上賀茂神社」、「二条城」、「円山公園」は、それぞれ2回ずつ取り上げられています。
インパクトのあるサクラがないのであれば、このように既出のサクラを別な角度から紹介しても良いと思うのですが、JR東海は路線変更をしたのでしょうか?
これまでを知る意味で、ここで「そうだ 京都、行こう」キャンペーン「春編」の20年を簡単に振り返ってみましょう。

20年も続いていますが、もともとは1994年の平安建都1200年事業に合わせたキャンペーンでした。
キャンペーン自体は1993年の秋から始まったんですが、桜を取り上げた「春編」が始まったのは1994年から。
スタート時はかなり欲張って、「銀閣寺」「円山公園」「平安神宮」「仁和寺」の4か所も紹介しています。

銀閣寺だけはポスターにサクラの絵がありませんでした
4か所も紹介したのは、たぶん上述のように、建都1200年事業に合わせた一回限りの企画だったからでしょう、いずれも京都の春を代表する名所です。
しかし、キャンペーンの反響が大きかったからか、「そうだ 京都、行こう。」は翌年1995年にも企画され、この年は「醍醐寺」、「上賀茂神社」、「寂光院」と、これまた京の名刹3か所が取り上げられています。
ただし、制作の手間や放送枠の問題もあってか、'94もそうでしたが、TVで放映されていたのは、このうち2か所だけです(他はポスターのみ)
この経験からでしょう、翌1996年からは2か所がキャンペーンのスポットになっていきます。
そして、1999年から現在のような1シーズン1か所というパターンになりました。

1シーズン1か所となった最初の年(1999年)は「善峯寺」
考えてみるとこのキャンペーン、私はどうしても「サクラ」に注目してしまうんですが、要は「京都に行ってみよう」という気にさせれば良いのであって、取り上げるお寺やサクラは、あくまで「イメージ」なんですね。
そう考えると「十輪寺」は、これまで何度も京都を訪れたことがある人たちにも、「まだ行っていない」スポットとして魅力的に映るのかもしれません。
そんな十輪寺について調べていたら、やや時期は過ぎたものの、実際に訪れた方(「TOM's Slow Life」)の写真を見つけました。

これだけ見ると、その辺のお寺にありそうな桜景色なので、「そうだ 京都、行こう。」風に加工してみました。

いかがでしょう?
屋根の上の支柱が見えたり、桜の迫力はいまひとつですが、元の写真よりは「見てみよう」という気になりませんか?
イメージは大切です^^;
そんな“イメージを大切にした”「そうだ 京都、行こう。」の歴代CMをもう一度すべて見てみました。
やはり、キャンペーンが始まったばかりの'94や'95辺りのCMは強く印象に残っていますが、私が一番気に入っているのは、昨年の「妙心寺退蔵院」ですね。
「そうだ 京都、行こう。」 2013年春 妙心寺 退蔵院CM
門をフレームにどんと“加工の効いた”枝垂れ桜も良いですが、なんと言ってもコピーが秀逸です。
どの町の、どこの桜がお好きですか。
その答えを聞いただけで、あなたのことが少しわかる気がします。
おや、迷っていらっしゃる。
どうぞ、ごゆっくり。
そんな「十輪寺」を訪ねるツアーには、20周年記念スペシャルツアーなど、新幹線を使ったお得なプランが数多く用意されています。
「そうだ 京都、行こう。」のサイトで是非ご検討を。
『「そうだ 京都、行こう」キャンペーンサイト』
『「20周年記念スペシャルツアー」サイト』
Posted by ug at 22:43│Comments(0)│サクラぐるひ
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