2014年09月26日
フォーマット別2015手帳選び…「ウィークリー(週間)ダイアリー」

デイリータイプに続いて、本日は一番人気が高く、よって種類も豊富な「ウィークリー(週間)」タイプのおすすめダイアリーを紹介します。
週間ダイアリーは、フォーマットも多彩ですが、ここでは「週間バーチカル」「週間ホリゾンタル」「週間レフト」「その他」の4タイプに分けて、それぞれのおすすめ手帳を紹介してみたいと思います。
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「週間バーチカル」は、縦に時間軸を取った時間管理に適したダイアリーです。
一般的に見開き2ページで1週間を俯瞰できるようになっており、書き込みスペースはさほど広くはありませんが、時間単位でスケジュール管理ができるのが特長です。
◆PLANNING17
QUOVADIS/88mm×170mm(B6スリム) リフィル¥1,404 カバー付き¥1,512~(税込)

バーチカルと言えばQUOVADIS、QUOVADISと言えば正方形のEXECTIVEですが、私ののオススメは携帯に便利な縦長B6スリムの「PLANNING17」です。
ビジネス、プライベート問わず、ポケットに入れて持ち歩けるこのサイズは、ことスケジュール管理だけを考えれば一番使い勝手が良いサイズでしょう。
いわゆる“ビジネス手帳”とは一線を画す英語表記の中紙は、アイボリーの紙色と相まってフランス製らしい雰囲気が漂っています。
ちなみに、アイボリーの中紙は屋外で手帳を開く際に、日光の反射を抑える効果があります。
この「PLANNING17」はジャパンエディションのため、祝日表記だけ日本語になっているのもうれしいところ。
ビジネスシーンを考えて時間軸は8時~20時と短くなっていますが、8時前と20時以降にスペースが設けられているため、24時間のスケジュール管理も可能となっています。
PLANNING17/ソーホー
きめ細かい質感とシックなカラーバリエーションの合皮カバー「ソーホー」。
落ち着いた雰囲気の素材感は、バッグや小物とも相性のよいカバーです。
¥2,484(税込)
『2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」』
『QUOVADIS JAPAN』
◆ジブン手帳2015
コクヨS&T/133mm×217mm ¥4,104(税込) DIARYリフィル¥3,024(税込)

「一生つかえる手帳」をコンセプトに、“ジブン”に関わる情報を「LIFE」「DIARY」「IDEA」の3つのテーマに分けて、これを分冊化してあるのが特徴です。

メインの「DIARY」は、3.5ミリ方眼の見開き左側にTodoリストが配置され、一日は24時間の時間軸、日の出日の入り、三食の食事の記入欄、
天気チェックから、一日の気分のチェック等々…ライフログを残すための機能が満載。

一度使ってみると、自分にはどの機能が必要で、どれが不要なのか、日々書き込む事項が明確になってくるので、バーチカルの入門用としても最適です。

『2015手帳戦線…ジブンのすべてが、この中に「ジブン手帳2015」』
『ジブン手帳2015』
◆ダイアリーリフィルA5タイプC
DELFONICS/148mm×210mm×11mm ¥1,425(税込) カバー付き¥2,376~(税込)

上で「ジブン手帳」を使ってみると、自分が必要とする機能がわかると書きましたが、これがわかった人に是非使ってもらいたいバーチカルです。
1週間のTodoリスト、24時間の時間軸、2ヶ月分のカレンダー、十分なフリースペース等、必要最低限の機能を備えつつ、自由度が高いので、自分らしい使い方ができるダイアリーと言えるでしょう。
リフィルの紹介ですが、カバーにもこだわりたい上級者には、リフィルだけの販売は嬉しいところ。
ここではA5を紹介していますが、携帯に便利で、カバーも豊富なB6(128mm×182mm×11mm ¥1,188)もあります。
『2015手帳戦線…出発点はダイアリーだった「DELFONICS」』
『DELFONICS WEB SHOP』

◆H24/24 エイチ24
QUOVADIS/160mm×240mm×11mm ¥1,425(税込) カバー付き¥2,376~(税込)

QUOVADISの豊富なバーチカルのラインナップの中で、唯一土日にも平日同様のスペースが与えられているのがこの「H24/24 エイチ24」です。
3ヶ月カレンダーや24時間の時間軸だけの一日のレイアウトなど、QUOVADISらしさを残しながら、国内メーカーのバーチカルのように、プライベートの予定管理もたっぷりできる仕様になっています。
ちなみにこの「H24/24」は、フランスエディションのみなので、曜日などはフランス語表記、日本の祝日は付属の祝日シールを貼って対応するようになっています。
◆A6 VERTICAl NAA/Minute Manager
HIGHTIDE/105mm×H148mm ¥1,404(税込) ※A5サイズもあり

DELFONICSの「ダイアリーリフィルA5タイプC」と似たレイアウトですが、時間軸を午前、午後、夜と区切ってあるのが特徴です。
A6の文庫本サイズなので、持ち運びに便利で、カバーもいろいろ選べます。
『2015手帳戦線…HIGHTIDE(ハイタイド)から12タイプ62種が発売に』
『HIGHTIDE ONLINE SHOP』

一昔前のビジネスダイアリーのフォーマットといえば、この「週間ホリゾンタル」が主流でした。
時間管理には向きませんが、書き込みスペースが広いので、簡単な日記帳としても使えるフォーマットです。
◆No.237フェルテ(R) 7
高橋書店/128mm×188mm(B6) 192ページ ¥1,512(税込)

ビジネスダイアリーの老舗、「手帳は高橋」でおなじみ高橋書店の週間ホリゾンタル。
老舗だけあって、レフトを含め、ホリゾンタルの品揃えが豊富です。
ホリゾンタルは、そのレイアウトからあまり機能性を追求したものは少ないのですが、そんな中でも一工夫凝らした手帳が「リンクアップ式」と呼ばれるこのレイアウト。
1日分のスペースの左側を十字に区切ることで、4つのスペースが生まれ、複数の予定・項目が管理できるようになっています。

仕事とプライベートを分けて記入したり、取引先ごとに分けて記入したり、家族の予定を記入したりと、使い方は自由。

『高橋書店』
◆ウィークリー タイプD/レギュラーリネン
DELFONICS/98mm×166mm×14mm ¥1,404(税込)

デルフォニクスの手帳のフォーマットはシンプルなものが多いのですが、この週間ホリゾンタルも同様で、罫線もない非常にスッキリとした書き込みスペースとなっています。
ホリゾンタルのフォーマットは、スケジュール管理よりもメモや日記として使う方が多いので、このように罫線のないレイアウトの方がかえって使い勝手が良いのではないでしょうか。
←の「リネン」は、その名の通り表紙の素材に麻やコットンを使ったもの(左の商品は麻素材使用)
布素材を守るための透明カバーも付いています。
カラーも発色の良いレッドやイエロー他、全12色がラインナップされています。
『レギュラー/リネン』
¥1,404(税込み)
『2015手帳戦線…出発点はダイアリーだった「DELFONICS」』
『DELFONICS WEB SHOP』

◆Weekly Horizontal/ハードカバー/ポケット
MOLESKINE/90mm×140mm×13mm 144ページ ¥2,376(税込)

モレスキンのウィークリーホリゾンタルは、デイリー同様シンプルな横罫のレイアウト。
特徴としては、大抵のホリゾンタルが一日分を罫線で区切ってあるのに対し、モレスキンにはこれがないこと。
これにより、余白部分には日をまたいでイラストを描いたり、スクラップをしたりと、日付にとらわれない使い方ができます。
モレスキンのスタイルはそのままですが、2015年版は黒や赤だけでなく、左のマゼンタのようなビビッドなカラーのものも展開されています。
カバー、ゴムバンド、しおり、拡張ポケットの補強クロス地まで同色となっているので、かなり目を引くのではないでしょうか。
『2015手帳戦線…MOLESKINEの2015年版ダイアリーは全62種類』
『MOLESKINE ダイアリー2015』

「週間レフト」は、バーチカルと並んで現在一番多くの製品が揃っている人気のレイアウト。
見開きの左ページに1週間を、右側にノートが配置され、スケジュール管理やタスク管理をしながら、メモをたくさん書き込みたい人向けのレイアウトとなっています。
◆ほぼ日手帳 WEEKS
ほぼ日刊イトイ新聞/95mm×187mm×10mm 240ページ ¥1,944~(税込)


ほぼ日手帳のウイークリーは、この週間レフトのみ。
オリジナル同様、細部にこだわった作りとなっており、右ページのメモ欄はオリジナルよりもやや罫の狭い3.45ミリ方眼となっています。
左ページの書き込みスペースは罫線のない無地タイプですが、ガイドラインに2つドットが印刷されており、午前・午後・夜というように一日を3分割できるようにもなっています。
スリムなサイズなので、ポケットに入れて持ち歩くことも可能。
カバーも15種類用意されており、今年のイチオシは左の「ボールのようなことば。」
松本大洋氏による2012年に出版された文庫本(糸井重里著)の装画をそのままカバーにしたものです。
布クロスプリントなので、キャンバスに描いたような雰囲気になっています。
『ボールのようなことば。』
¥2,592(税込)
『2015手帳戦線…「ほぼ日手帳2015」全76種類が発表に』
『ほぼ日手帳2015 WEB SHOP』
◆NOLTY U
日本能率協会/117mm×186mm×11mm(B6) 208ページ ¥1,620(税込)

昨年、誰もが知るそれまでの「能率手帳」から、ブランドネームを「NOLTY」に変えて再出発した、老舗手帳メーカーの今年の新製品です。
日本で最初にタイムマネージメントを導入した手帳メーカーらしく、週間レフトであっても、ガイドラインには時間軸が設けられているのが特徴です。

また、週間レフトでありながら、下段にはTodoなどのタスクマネージメントができるスペースも設けられており、ちょうど週間バーチカルをそのまま横に倒したようなレイアウトとなっています。
左下の「バードサイン」は、月の終わりのページに印刷されており、1ヶ月の振り返りを促すサインとのこと。
カバーはちょっとくすんだ色味で7色展開。
1年間使うことを考え、耐久性のある素材に、触ったときの心地よさだけでなく、開いたときのしなやかさをプラスして仕上げられています。
『NOLTY ノルティ』

◆LB6
ARTEMIS/128mm×180mm(B6) 160ページ リフィル¥1,296 カバー付¥1,836~(税込)

とかく「ビジネスダイアリー」のイメージになりがちな週間レフトを、アーティミスらしく明るいイメージで仕上げたダイアリーです。
レイアウトはごくオーソドックスな週間レフトですが、祝日は色を変えたり、メモページの日付の区切りに赤を使ったりすることでカジュアルな印象のダイアリーとなっています。
ノートページの縦罫線によって、Todoリスト他、ノートとしていろいろな使い方が考えられます。
カバーも7種類用意されており、それぞれカラーバリエーションも豊富です。
『フィフティーン』
エッフェル塔をモチーフにした箔押しの表紙には透明のカバーが付きます。
¥1,836(税込)
『2015手帳戦線…「ARTEMIS(アーティミス)」も予約販売開始!!』
『アーティミス2015DIARY』

◆B6 BLOCK NY
HIGHTIDE/128mm×182mm(B6) / 10月始まり / 192ページ ¥1,620~(税込)

最近多くのメーカーで見かけるようになった「週間ブロック」タイプのダイアリーです。
バーチカルとホリゾンタルを併せたようなレイアウトで、HIGHTIDEでは上段にTodoリストが設けられています。
時間管理には向きませんが、ホリゾンタルのように簡単な日記としても使えます。
カバーは落ち着いたデザインのものを中心に6種類用意されています。
左は、ハードカバー表紙にブックバンドが付いた「Worter(ヴェルター)」
しなやかさを持つ表材の凹凸にマットな箔押しが 洋書のような独特の雰囲気を漂わせています。
『Worter』
¥1,836(税込)
『2015手帳戦線…HIGHTIDE(ハイタイド)から12タイプ62種が発売に』
『HIGHTIDE ONLINE SHOP』
◆Campus Diary マンスリー&ウィークリー・セパレートタイプ

コクヨS&T/148mm×210mm(A5) ¥1,350(税込)

上段に月間ブロックタイプ、下段に週間バーチカルタイプのダイアリーが並び、それぞれが独立して開けるようになっている「セパレートタイプ」のダイアリーです。

週間ダイアリーを開いたまま、月間スケジュールをめくって中長期の計画を確認するなど、月間予定と週間予定を同時に見られるのが最大の特徴。
月間ダイアリーにしようか、週間にしようか迷ったら、取り敢えずこれを買っておけば心配はないでしょう。

ダイアリーの性格上、サイズはやや大きめのA5サイズのみとなっています。
『2015手帳戦線…コクヨのロングセラー「Campus」の2015DIARY』
『キャンパスダイアリー2015ラインナップ』
以上、2015年の注目「週間ダイアリー」をご紹介してみました。
一番使い勝手の良い週間ダイアリーですが、レイアウトによって使い方も違ってきます。
『最良の一冊を見つけるための「2015手帳選びのポイント」』などを参考に、自分のライフスタイルにぴったり合った一冊を見つけて下さい。


「週間バーチカル」は、縦に時間軸を取った時間管理に適したダイアリーです。
一般的に見開き2ページで1週間を俯瞰できるようになっており、書き込みスペースはさほど広くはありませんが、時間単位でスケジュール管理ができるのが特長です。
◆PLANNING17
QUOVADIS/88mm×170mm(B6スリム) リフィル¥1,404 カバー付き¥1,512~(税込)

バーチカルと言えばQUOVADIS、QUOVADISと言えば正方形のEXECTIVEですが、私ののオススメは携帯に便利な縦長B6スリムの「PLANNING17」です。
ビジネス、プライベート問わず、ポケットに入れて持ち歩けるこのサイズは、ことスケジュール管理だけを考えれば一番使い勝手が良いサイズでしょう。

ちなみに、アイボリーの中紙は屋外で手帳を開く際に、日光の反射を抑える効果があります。
この「PLANNING17」はジャパンエディションのため、祝日表記だけ日本語になっているのもうれしいところ。
ビジネスシーンを考えて時間軸は8時~20時と短くなっていますが、8時前と20時以降にスペースが設けられているため、24時間のスケジュール管理も可能となっています。

きめ細かい質感とシックなカラーバリエーションの合皮カバー「ソーホー」。
落ち着いた雰囲気の素材感は、バッグや小物とも相性のよいカバーです。
¥2,484(税込)
『2015手帳戦線…バーチカルはここから生まれた「QUO VADIS」』
『QUOVADIS JAPAN』
◆ジブン手帳2015
コクヨS&T/133mm×217mm ¥4,104(税込) DIARYリフィル¥3,024(税込)

「一生つかえる手帳」をコンセプトに、“ジブン”に関わる情報を「LIFE」「DIARY」「IDEA」の3つのテーマに分けて、これを分冊化してあるのが特徴です。

メインの「DIARY」は、3.5ミリ方眼の見開き左側にTodoリストが配置され、一日は24時間の時間軸、日の出日の入り、三食の食事の記入欄、
天気チェックから、一日の気分のチェック等々…ライフログを残すための機能が満載。

一度使ってみると、自分にはどの機能が必要で、どれが不要なのか、日々書き込む事項が明確になってくるので、バーチカルの入門用としても最適です。

『2015手帳戦線…ジブンのすべてが、この中に「ジブン手帳2015」』
『ジブン手帳2015』
◆ダイアリーリフィルA5タイプC
DELFONICS/148mm×210mm×11mm ¥1,425(税込) カバー付き¥2,376~(税込)

上で「ジブン手帳」を使ってみると、自分が必要とする機能がわかると書きましたが、これがわかった人に是非使ってもらいたいバーチカルです。
1週間のTodoリスト、24時間の時間軸、2ヶ月分のカレンダー、十分なフリースペース等、必要最低限の機能を備えつつ、自由度が高いので、自分らしい使い方ができるダイアリーと言えるでしょう。
リフィルの紹介ですが、カバーにもこだわりたい上級者には、リフィルだけの販売は嬉しいところ。
ここではA5を紹介していますが、携帯に便利で、カバーも豊富なB6(128mm×182mm×11mm ¥1,188)もあります。
『2015手帳戦線…出発点はダイアリーだった「DELFONICS」』
『DELFONICS WEB SHOP』

◆H24/24 エイチ24
QUOVADIS/160mm×240mm×11mm ¥1,425(税込) カバー付き¥2,376~(税込)

QUOVADISの豊富なバーチカルのラインナップの中で、唯一土日にも平日同様のスペースが与えられているのがこの「H24/24 エイチ24」です。
3ヶ月カレンダーや24時間の時間軸だけの一日のレイアウトなど、QUOVADISらしさを残しながら、国内メーカーのバーチカルのように、プライベートの予定管理もたっぷりできる仕様になっています。
ちなみにこの「H24/24」は、フランスエディションのみなので、曜日などはフランス語表記、日本の祝日は付属の祝日シールを貼って対応するようになっています。
◆A6 VERTICAl NAA/Minute Manager
HIGHTIDE/105mm×H148mm ¥1,404(税込) ※A5サイズもあり

DELFONICSの「ダイアリーリフィルA5タイプC」と似たレイアウトですが、時間軸を午前、午後、夜と区切ってあるのが特徴です。
A6の文庫本サイズなので、持ち運びに便利で、カバーもいろいろ選べます。
『2015手帳戦線…HIGHTIDE(ハイタイド)から12タイプ62種が発売に』
『HIGHTIDE ONLINE SHOP』

一昔前のビジネスダイアリーのフォーマットといえば、この「週間ホリゾンタル」が主流でした。
時間管理には向きませんが、書き込みスペースが広いので、簡単な日記帳としても使えるフォーマットです。
◆No.237フェルテ(R) 7
高橋書店/128mm×188mm(B6) 192ページ ¥1,512(税込)


老舗だけあって、レフトを含め、ホリゾンタルの品揃えが豊富です。
ホリゾンタルは、そのレイアウトからあまり機能性を追求したものは少ないのですが、そんな中でも一工夫凝らした手帳が「リンクアップ式」と呼ばれるこのレイアウト。
1日分のスペースの左側を十字に区切ることで、4つのスペースが生まれ、複数の予定・項目が管理できるようになっています。

仕事とプライベートを分けて記入したり、取引先ごとに分けて記入したり、家族の予定を記入したりと、使い方は自由。

『高橋書店』
◆ウィークリー タイプD/レギュラーリネン
DELFONICS/98mm×166mm×14mm ¥1,404(税込)

デルフォニクスの手帳のフォーマットはシンプルなものが多いのですが、この週間ホリゾンタルも同様で、罫線もない非常にスッキリとした書き込みスペースとなっています。
ホリゾンタルのフォーマットは、スケジュール管理よりもメモや日記として使う方が多いので、このように罫線のないレイアウトの方がかえって使い勝手が良いのではないでしょうか。

布素材を守るための透明カバーも付いています。
カラーも発色の良いレッドやイエロー他、全12色がラインナップされています。
『レギュラー/リネン』
¥1,404(税込み)
『2015手帳戦線…出発点はダイアリーだった「DELFONICS」』
『DELFONICS WEB SHOP』

◆Weekly Horizontal/ハードカバー/ポケット
MOLESKINE/90mm×140mm×13mm 144ページ ¥2,376(税込)

モレスキンのウィークリーホリゾンタルは、デイリー同様シンプルな横罫のレイアウト。
特徴としては、大抵のホリゾンタルが一日分を罫線で区切ってあるのに対し、モレスキンにはこれがないこと。
これにより、余白部分には日をまたいでイラストを描いたり、スクラップをしたりと、日付にとらわれない使い方ができます。

カバー、ゴムバンド、しおり、拡張ポケットの補強クロス地まで同色となっているので、かなり目を引くのではないでしょうか。
『2015手帳戦線…MOLESKINEの2015年版ダイアリーは全62種類』
『MOLESKINE ダイアリー2015』

「週間レフト」は、バーチカルと並んで現在一番多くの製品が揃っている人気のレイアウト。
見開きの左ページに1週間を、右側にノートが配置され、スケジュール管理やタスク管理をしながら、メモをたくさん書き込みたい人向けのレイアウトとなっています。
◆ほぼ日手帳 WEEKS
ほぼ日刊イトイ新聞/95mm×187mm×10mm 240ページ ¥1,944~(税込)


ほぼ日手帳のウイークリーは、この週間レフトのみ。
オリジナル同様、細部にこだわった作りとなっており、右ページのメモ欄はオリジナルよりもやや罫の狭い3.45ミリ方眼となっています。
左ページの書き込みスペースは罫線のない無地タイプですが、ガイドラインに2つドットが印刷されており、午前・午後・夜というように一日を3分割できるようにもなっています。

カバーも15種類用意されており、今年のイチオシは左の「ボールのようなことば。」
松本大洋氏による2012年に出版された文庫本(糸井重里著)の装画をそのままカバーにしたものです。
布クロスプリントなので、キャンバスに描いたような雰囲気になっています。
『ボールのようなことば。』
¥2,592(税込)
『2015手帳戦線…「ほぼ日手帳2015」全76種類が発表に』
『ほぼ日手帳2015 WEB SHOP』
◆NOLTY U
日本能率協会/117mm×186mm×11mm(B6) 208ページ ¥1,620(税込)


昨年、誰もが知るそれまでの「能率手帳」から、ブランドネームを「NOLTY」に変えて再出発した、老舗手帳メーカーの今年の新製品です。
日本で最初にタイムマネージメントを導入した手帳メーカーらしく、週間レフトであっても、ガイドラインには時間軸が設けられているのが特徴です。

また、週間レフトでありながら、下段にはTodoなどのタスクマネージメントができるスペースも設けられており、ちょうど週間バーチカルをそのまま横に倒したようなレイアウトとなっています。
左下の「バードサイン」は、月の終わりのページに印刷されており、1ヶ月の振り返りを促すサインとのこと。

1年間使うことを考え、耐久性のある素材に、触ったときの心地よさだけでなく、開いたときのしなやかさをプラスして仕上げられています。
『NOLTY ノルティ』

◆LB6
ARTEMIS/128mm×180mm(B6) 160ページ リフィル¥1,296 カバー付¥1,836~(税込)

とかく「ビジネスダイアリー」のイメージになりがちな週間レフトを、アーティミスらしく明るいイメージで仕上げたダイアリーです。
レイアウトはごくオーソドックスな週間レフトですが、祝日は色を変えたり、メモページの日付の区切りに赤を使ったりすることでカジュアルな印象のダイアリーとなっています。
ノートページの縦罫線によって、Todoリスト他、ノートとしていろいろな使い方が考えられます。

『フィフティーン』
エッフェル塔をモチーフにした箔押しの表紙には透明のカバーが付きます。
¥1,836(税込)
『2015手帳戦線…「ARTEMIS(アーティミス)」も予約販売開始!!』
『アーティミス2015DIARY』

◆B6 BLOCK NY

HIGHTIDE/128mm×182mm(B6) / 10月始まり / 192ページ ¥1,620~(税込)

最近多くのメーカーで見かけるようになった「週間ブロック」タイプのダイアリーです。
バーチカルとホリゾンタルを併せたようなレイアウトで、HIGHTIDEでは上段にTodoリストが設けられています。
時間管理には向きませんが、ホリゾンタルのように簡単な日記としても使えます。

左は、ハードカバー表紙にブックバンドが付いた「Worter(ヴェルター)」
しなやかさを持つ表材の凹凸にマットな箔押しが 洋書のような独特の雰囲気を漂わせています。
『Worter』
¥1,836(税込)
『2015手帳戦線…HIGHTIDE(ハイタイド)から12タイプ62種が発売に』
『HIGHTIDE ONLINE SHOP』
◆Campus Diary マンスリー&ウィークリー・セパレートタイプ

コクヨS&T/148mm×210mm(A5) ¥1,350(税込)

上段に月間ブロックタイプ、下段に週間バーチカルタイプのダイアリーが並び、それぞれが独立して開けるようになっている「セパレートタイプ」のダイアリーです。

週間ダイアリーを開いたまま、月間スケジュールをめくって中長期の計画を確認するなど、月間予定と週間予定を同時に見られるのが最大の特徴。
月間ダイアリーにしようか、週間にしようか迷ったら、取り敢えずこれを買っておけば心配はないでしょう。

ダイアリーの性格上、サイズはやや大きめのA5サイズのみとなっています。
『2015手帳戦線…コクヨのロングセラー「Campus」の2015DIARY』
『キャンパスダイアリー2015ラインナップ』
以上、2015年の注目「週間ダイアリー」をご紹介してみました。
一番使い勝手の良い週間ダイアリーですが、レイアウトによって使い方も違ってきます。
『最良の一冊を見つけるための「2015手帳選びのポイント」』などを参考に、自分のライフスタイルにぴったり合った一冊を見つけて下さい。

Posted by ug at 21:20│Comments(0)│てちょう・ぶんぐ
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